数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)の勉強法と解き方のコツ
公務員試験で最も受験生の頭を悩ます科目が数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)です。
問題文がわかりずらく解くのに時間がかかるため「数的処理苦手……」と思う受験生も多いです。逆に言えば、皆「苦手」だと思っているのですなわち勉強したもん勝ちです。
このページでは、地方上級合格者の筆者がやった数的処理(数的処理・判断推理・資料解釈)の勉強法と解き方のコツを教えます。
数的推理の参考書
数的推理のインプット用の参考書は、「畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス」を使いました。
他にも「解法の玉手箱」や「(俗に言う)ワニ本」がよく紹介に上がりますが、上記のザ・ベストプラスだけで十分です。むしろ勉強の時間効率を考えると1冊だけの方がいいと思います。
数的推理のアウトプット用の参考書は「スーパー過去問ゼミ 数的推理」を使いました。
数的推理の過去問は「過去問ときまくり」よりも「スーパー過去問」の方が掲載問題数が多いためこちらを選択。
数的推理の勉強方法
・「ザ・ベストプラス」を5回ずつ勉強して、解き方と問題文を覚える。(問題文を見て解法がわからなかったら、早めに解答を見る。悩むだけの時間はモッタイナイ)
・「ザ・ベストプラス」でさらに5~10回ずつ復習。4分タイマーをセットし、1問4分以内に解答できるように訓練する(本試験ではせいぜい5分以内に解けなければ使い物になりません)
・「スーパー過去問」で全ての問題を1~3回以上解く。(初見問題にも対応できるようにしておきます)
地方上級ならこれくらいやっておけば十分です。
数的推理の解き方のコツ
・本試験では回答時間が少ないのでパッと見難しい問題は飛ばせるようになっておくことが何より大事です。
・簡単な問題は確実に得点していきましょう。
判断推理の参考書
判断推理のインプット用の参考書は、「畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス」を使いました。
他にも「解法の玉手箱」や「(俗に言う)ワニ本」がよく紹介に上がりますが、上記のザ・ベストプラスだけで十分です。むしろ勉強の時間効率を考えると1冊だけの方がいいと思います。
判断推理のアウトプット用の参考書は「スーパー過去問ゼミ 判断推理」を使いました。
判断推理の過去問は「過去問ときまくり」よりも「スーパー過去問」の方が掲載問題数が多いためこちらを選択。
判断推理の勉強方法
ほとんど数的推理と一緒です。
・「ザ・ベストプラス」を5回ずつ勉強して、解き方と問題文を覚える。(問題文を見て解法がわからなかったら、早めに解答を見る。悩むだけの時間はモッタイナイ)
・「ザ・ベストプラス」でさらに5~10回ずつ復習。4分タイマーをセットし、1問4分以内に解答できるように訓練する(本試験ではせいぜい5分以内に解けなければ使い物になりません)
・「スーパー過去問」で全ての問題を1~3回以上解く。(初見問題にも対応できるようにしておきます)
判断推理の解き方のコツ
・本試験では回答時間が少ないのでパッと見難しい問題は飛ばせるようになっておくことが何より大事です。
・図形問題は捨てない(5~10回程度勉強したらわかるようになります。そして解く時間も少なく済むので美味しい問題です)
・簡単な問題は確実に得点していきましょう。
資料解釈
資料解釈の参考書は「畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス」を使いました。
これ1冊で十分過ぎます。特に地方上級では1問しか出題されないので過度な対策は不要。
資料解釈の勉強方法
・インプット編からアウトプット編まで全て1回ずつ解く。
・もう一度インプット編の問題を5分タイマーを付けて1回ずつ解く。
これくらいでOK。
資料解釈の解き方のコツ
・地方上級では難易度が低い問題が1問出題されるので、確実に得点していきましょう。
・解く時間は5分以内を目標に。
大体これくらいの勉強をしておけば地方上級の試験で対応可能でした。本試験では時間との勝負になってくるので効率よく解けるようにしておくことが数的処理全般のコツと言えるでしょう。
上記の内容だけでも十分合格圏内に入ることが可能ですが、数的処理を攻略するに当たって知っておくと有利になる事実があって、これを知っておくことで本試験での問題の解き方がより効率的になり、試験全体の得点力が上がります。数的処理の対策をより万全にしておきたいという場合は是非チェックしてみてください。
数的処理が苦手と感じる理由(合格者のメソッド)
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