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「初めてのジェッソ」の続き

こちらの続きです。

完全に乾いたのかよくわかりませんでしたが、乾いたっぽいので紙やすりでこすってみました(待ちきれなかっただけという説もあります)。以前、屋久島に行ったときに連れ帰った紙やすりです。ずっと出番が無くて眠っていました。

屋久島の話は、こちらに書きかけたのですが、諸事情により再び休止中です。紙やすりのことは書いてありません。


ちょっぴり白い粉が出ました。音も、わりと大丈夫でした。そして、またジェッソを塗りました。縦横交互に何回か。ジェッソの容器に溜まっている分を掻き出すために、容器に少しだけ水を入れました。ほぼ全部使いました。

乾燥待ちでこちらを書いています。


ジェッソを塗るのは楽しいのですが、こればかりしているとなかなか絵を描けないことに気付きました。塗るだけでなく、やすりがけもあります。乾燥もあります。紙にしようかな、と思ったり。4枚一気に塗ったのは良かった気がします。道具の準備とかいろいろあるので・・・。

木製パネルの場合、バリができてしまい、バリ取りも必要だと思いました。角は綺麗にしたいです。表面もですが。そのうちうまくできるようになるかもしれませんが・・・。あるいは、そんなの気にしないで、どんどん上から絵具を重ねたらいいのかもしれません。そうしたら、バリが埋もれて角も丸くなるかもしれません。どちらにしても、木製パネルは角ばっていてキャンバスの方が丸くて優しい感じがすると思いました。今気づくことではないのかもしれませんが、購入時は諸事情により、この点について比較検討を充分できませんでした。

私は木が好きなのですが、木製パネルとキャンバスを比べると、見た目の柔らかさだけで選ぶならキャンバスの方が好きだと思いました。バリを大量につくってしまったせいもあり・・・(ちょっとしたバリケードができています)。あとは、もし、万が一、落とすなどしたら壊れやすいのは木のほうな気もします。凹んだりしそうです。落ち方にもよるのでしょうけれど。

私の好みとお客様の好みは違うかもしれないので、木製パネルのほうが好きという場合もあるでしょう。私もじっと見ていたらなんだかカクカクしたのも好きになってきました。

どちらにしても、ジェッソを使わない描き方が向いていそうな気がしました。とかなんとか言って、絵の具を載せてみたらジェッソ大好き!とかなるかもしれませんが。ひとまず、明日、紙やすりをかけてみます。待ちきれなかったら、もう今夜やすりもかけずに何か描いてしまうかもしれません。

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さらにお豆腐っぽくなった気も。あるいは、レアチーズケーキかもしれません。

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なんか、鉱物っぽいです。インクルージョンもさることながら表面好きなので、なんか似てるなと。そして、私のへたくそさがよく伝わるという・・・。しかし、これすらも活かした作品をつくるとしたら、もはややすりがけは要らない気もします。

そして、気になる灰汁は・・・今のところ私には見えません。どんなタイミングでどのくらい出るのか・・・?ジェッソを塗れば大丈夫という説とジェッソだけでは不十分という説があり、Casieさんでレンタルや販売をということを考えると不安が残ります。ならば不安解消のために最強の灰汁止めをしたらいいのでは?という考えも浮かびますが、色んな意味でそこまで取り組めません。灰汁なんて気にしないよという方を想定して灰汁が味になるような作品をつくるか、プロに処理をお願いするか、木製パネルは使わないかのどれかになりそうです。


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こちらはキャンバスです。初めての時と違う感じになりました。下地処理済みとはいえ、さらに処理することもできるのだと知りました。

今回、絵の具はソフトタイプを使うので、塗り心地の違いは、ジェッソに由来するものか否か、わかりづらいのですが・・・。気が向いたらレギュラータイプも使用するかもしれません。前回の制作で、のびがイマイチな気がしたので、すーっと描きたいな、と。レギュラータイプは硬めになっているのでそうなるのは当たり前ですが、水を足さずに伸ばしたい気がしました。前回はほぼ画面に直接絵具を置いていて、パレットは最後の方しか使いませんでした。

やすりがけしたのとしてないので比較してみたい気もします。

そして、メディウムとか使ったら、ジェッソの意味!ということになるかもしれない気はしています。きつそうなのであまり使いたくありませんが、楽しそうなので換気をしっかりして使いたい気もします。

ジェッソの他に、絵の具を下地代わりに塗って、塗って塗って塗ってうんと厚くして削るというのも試してみたいです。盛り上げ系のメディウムがきついなら、絵の具を重ねたら?と思いました。時間かかりそうですが。

ありがとうございます。それでは、また。

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