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保育園に手紙を書く (保育園と香害)

筆を執った。正確にはキーボードを打ち始めた。

わが家の困りごとと保育園で香害問題が発生していることを園に伝えるために。

直接話すこともひとつの選択肢として考えたが、コロナ禍の今、速やかな送迎が求められている(無論、必要な会話はできる)。そもそも新年度は特に先生方はお忙しい。

そこで考えた。手紙なら先生方の都合のいいときに読んでもらえ、園内で共有もしやすいのでは。そんな考えからまず手紙という手段を選んだ。


二通の手紙

4月には二通の手紙をお渡しした。

一通目をお渡しした当日、配布物と掲示物で利用家庭への情報提供をしてくださった!

化学物質過敏症について知っている園と期待はしていたが、ここまで早々に対応してくださるとは。

良かれと思って使っているものでも知らなければ怖いこともいっぱいです。集団生活をしている保育園。こどもにとって・・・。こどもたちにとって・・・。おとな達が見直す機会となり、行動にうつすことができればと思います。

同じ週に再度配布物で利用家庭への情報提供。

集団生活をしている保育園です。柔軟剤・洗剤の使用に注意いただきたいと思います。体調を崩す人も多いです。園からのお願いです。


京都市からはなにもないなかで、京都市認可保育園として踏み込んだ対応と感じる。一方で、症状が出ている者からするとオトナな表現だとも感じる。

聞くところによれば園によって理解や対応は様々らしい。症状だけではなく、園の無理解や発言により二重の苦しみに直面することも・・・。


手紙を書くときに留意したこと

手紙を書くときに留意したいちばんのことは

子どもたちと先生方がいちばん危険に直面している

とお知らせする立場。


香害化学物質過敏症を知ってはいても、香りに気づかなければ、症状が出なければ、なかなかジブンゴトになりづらい。

「気づいてしまいました〜!!」という心持ちでキーボードを打ち続けた。


その上で、この辺りを念頭に置いた。

・「柔軟剤などの使用者   VS   香り(化学物質)による体調不良者」ではないこと
・「保育園 VS  保護者」ではないこと
・香りの好き嫌いではなく化学物質が原因であること
・快・不快に関係なく化学物質を体内に取り入れていること
・いつだれが発症するかわからないこと


子どもたちの生活の場、先生方の職場である保育園をみんなで守りましょう。子どもたちや先生方、保護者の体をみんなで大切にしましょう。

そんな想いを届けようとした。


以下、手紙の実物(固有名詞を除く)を購読者さん限定で公開する。


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保育園で直面している香害について。著者は自称化学物質過敏症。症状の有無は関係なく化学物質を吸って触って食べて体に蓄積させている危険性を問題…

「毎日のちょっとずつでわたしが変わる、社会が変わる」につながるインプットや活動に使わせていただきます!使い道はnoteでお伝えしますね。