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訪問販売のコツ・ネット回線の加入を成約させるやり方【セールス(営業)の原点】

代理店業務を斡旋している知人から依頼があり、「インターネット回線(光回線)の契約を獲得するのに苦慮している。なにかいい売り方はないだろうか?」といった相談がありました。
今のやり方をヒアリングしてみると、紹介がほとんどで、法人や保険の代理店をやっている人にインセンティブを支払って斡旋してもらう事が多いとのこと。

テレアポ?🤔チラシ?🤨イベント?😒ネット広告?😑いろいろアプローチの方法を議論し、コストや手間を考え「よしやってみるか!」と選んだのは飛び込み営業😮

いや久々ですよ、フィールドで叩き(訪問)営業するの。
久々すぎて正直成果が出るか不安でしたが、実際にやってみると、意外ととれるんですね。
件数をこなすうちに勘が戻ってきて、そのうち営業トークが洗練されてきます。

営業あるあるですが、
「どうやったら契約とれるようになりますか?ノウハウや話し方のコツは?」って聞かれたりします。
たしかにドアを開けてもらうまでのストーリー作りは必要です。
回線営業ならば、
「近々ご近所で回線の工事がございまして、そのご案内でお邪魔させていただきました」
「お待たせいたしました。この地区でご要望の多かった×××の光回線が先週開通いたしましたので、今お使いのネット回線よりも高速にかつお安く利用できるようになりました。つきましては切り替えのお手続きにお伺いいたしました」
多少強引にいくのであれば、
「実はご近所でインターネットの回線が遅いとのクレームがございまして、失礼ですがインターネットはどこの回線をお使いですか?」
「突然のご訪問失礼いたします。インターネットのキャッシュバックは定期的にお受け取りいただいてますでしょうか?」
などでしょうか。(禁断の裏技テクニックなどもあります)
ただ「斜め45度」とか「ミラーリング」とかのテクニックを駆使するよりも、この手の飛び込み営業で重要なのはスキルよりも数です!
成約率5割の人が作戦練って10件回っている間に、3割の人がてくてく20件回ったほうが数字が上がります。
「説得するよりも、納得するフィーリングの合う客を見つけたほうが早い」
これ本当です。
あとはいかに自分を騙せるか?でしょうか。売るのではなく本当にその人の為になると思って加入(購入)を勧める。
真に相手のことを思う、その熱に必ず人は動かされます。

営業の結果ですが、延べ12日間回ってみて4人で47件の成約(1人1日1件ペース)
粗利は詳しくは書けませんが軽自動車1台分ぐらいとのこと。

知人は「しばらくはこのスキームでやってみる」と言っていました。
安定して数が上がるのであればスケールメリットも生まれてきます。
ただ営業(特に飛び込み)はモチベーションの維持が肝要です。
強いプレイングマネージャーがいれば数字を見込めますが、メンタルの弱い集団になってしまうと一気に利益率が下がってしまうので注意が必要です。
その時はアプローチの見直しを含めた戦略的な改善が必要となってきますね。

昨今インサイドセールスが主流となってきましたが、商材によっては訪問販売で成果を出せる可能性は十分にあります。
「次こそは必ず売れる!」ひたすらその言葉を胸に立ち向かうのが営業ですね!

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