名前は未だ無い

この場所があるから、私を見放さない人が居るって思える

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最近の記事

夜は窓を開けて寝るの。移動は専らバイクよ。休日には登山。山に登ったって楽しくないし、達成感も覚えないけど。

    • どこのお店を巡っても、このコートよりキュンとするコートはない。白いコートを着たのは人生で「初めて」なのに、こんなにしっくりくるなんて‥‥。ずーっと感謝し続けると決めた日(*v_v)

      • dear these sad days

        そうだね、俺には恋人が居る。彼女のことを好きかどうか。難しいなぁ……。 それにはまず彼女の紹介からしないと。 確固たる事実として、彼女は不幸である。最愛の人に先立たれてしまったからだ。 その事実は彼女を、そして俺を苦しめる。炙るようにゆっくりと、確実に。 逃げてしまいたくなるほどだ。分かるかな。覚悟の上で付き合っていても、やっぱり辛いものでさ。 彼女はときおり、冬の街路樹さえ気づかないほどひっそりと泣く。 そういうとき、俺は黙ってそばに居るか、またはどこか遠くでそ

        • 散る星

          プラネタリウムに行ってみたかった。 これまでの人生で口に出したことはなかった。偽物の星空にお金を出すなんて嫌だったのだろう。 だけど、実は、行ってみたかったのだ。 似た場所ならある。 自分の鼻の先からもう真っ暗で、奥行きのないような闇の中を進んだ。一歩、一歩。いくら進んでも闇は闇だった。 とても怖かった。 そうして灯しびを見つけた。あの安堵。届いたものは光ではなく熱だったように思う。 そのときの心情を細かくどこかに記したはずだ。ああ、夏休みの宿題だ。 紺碧の空

        夜は窓を開けて寝るの。移動は専らバイクよ。休日には登山。山に登ったって楽しくないし、達成感も覚えないけど。

          古い男友達に告白されてなんかもうしんど過ぎる。そういう恋愛とか関係なくゆるっとふわっと連絡取り合っていたと思っていたのに。君もその辺の男性と一緒かよ、って。私には神さまなんて居ないな。私の本当の気持ちを話せる人、世界中のどこにも居ないもん。男友達は、消えた。おわり。

          古い男友達に告白されてなんかもうしんど過ぎる。そういう恋愛とか関係なくゆるっとふわっと連絡取り合っていたと思っていたのに。君もその辺の男性と一緒かよ、って。私には神さまなんて居ないな。私の本当の気持ちを話せる人、世界中のどこにも居ないもん。男友達は、消えた。おわり。

          神さまだけが知っている話

          行き交う人々の目線から逸れたある場所にそれはある。街かどに朱を添えるちいさな鳥居だ。 サラリーマンのおじさんが手を合わせていた。珍しいな、と気になり、ちらりと見やった。 指先は伸びておらず、軽く握られていた。大きな手であった。 敬虔、だった。 人は手を合わせ、神さまに言葉を渡す。願い、訊ね、泣き叫び、押しつける。 さしずめ、荷物を半分預けるかのように。きっと、ひとりで抱えるには重過ぎるから。 誰にも言えなかった全てを神さまだけに打ち明ける。 神さまだけが知ってい

          神さまだけが知っている話

          遠距離恋愛

          この場では初めて科学を綴る。 例えば犬に出会うとする。避ける人も居れば、撫でる人も居るだろう。事象に対する反応は十人十色である。 君の思考回路は君だけのものである。 肉体が滅べば思考回路も滅する。唯一無二であったそれは消える。 ここで言う思考は精神や意識とはまた別である。事象Sに対する反応R、そのパターンのことだ。 そのパターンを対象にプログラムすることは可能なのではないか。 意識なきクローンである。 こうすれば、いつかの世で生まれる、君とぴったり気が合う人は、

          本当はもう全て許してる。ただかなしいだけなの。

          本当はもう全て許してる。ただかなしいだけなの。

          シャイ

          もうここを見てはいないだろうけれど、シャイな私はただの日記として綴ります。 そろそろ暑くなるでしょう。これから、毎日が苦しいたたかいとなります。

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          ホームレス時代に、見知らぬ人が買ってくれたロードバイク

          目にしみるほどの青空のせいで、まとわりつく高音多湿の空気のせいで、いやがうえにも思い出す。もう、一年になるのだ。 「ご飯おごるよ」「うちに泊まっても良いよ」 まったくもって喜ばしくないお声がけはいくらでももらった。 彼らはきっと、私が壮年の男性ならそのように誘いはしなかったであろう。つまり女の子とご飯に行きたかったり、部屋に呼びたかったりしたわけだ。それなのになぜ上から目線になるのか。軽く扱われるのはとっても悔しかったよ。 そんな誘いの中でありがたく受け取ったのは、例

          ホームレス時代に、見知らぬ人が買ってくれたロードバイク

          にゃんこさん/追記

          大丈夫? じゃないよね? メッセ返しだとおさまらないので有料記事です。すみません。 _

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          にゃんこさん/追記

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          児玉雨子さま

          今の私にはこれを読んでもらうコネがないのですよ。いつかきっとあなたに届けるので、その瞬間のために書き留めておきます。 (その後の災難の結果、見納めとなってしまった)あの日のリリイベに行ったのは、『地団駄ダンス』に惚れたからでした。あなたの書いた『幸か不幸かだなんて分厚い紙一重』というセンテンスに後頭部をはったかれました。 とても良い曲だと思ったので、久し振りに現場へ行きました。ライトが眩しかったことを覚えています。 その日から二年もの月日が流れ、私が次にリリイベに向かっ

          児玉雨子さま

          今日だけは。

          あなたが産まれてこなければ

          ¥100

          今日だけは。

          ¥100

          どうか明日が来ませんように

          まぶたが開くと、まずは絶望から始まる。 朝が来なければ良いと眠りに就く。毎日だ。 生き残るのは苦行だから。 子猫を飼いたい。 呆然と見上げる夕焼け空、 叫び出したくなるような真夜中、 泣きながら目が覚める朝、 子猫を抱きしめられたら私は楽になれるはずだ。人間は要らない。子猫にそばに居てほしい。 恵まれていない環境でも頑張っている人はたくさん居る。私はこの条件で生き残るしかない。 私、頑張ってるんだよ。でも全然足りないね。この先ももっと努力する。 恨んだりし

          どうか明日が来ませんように

          帰る場所が、ない

           母と離れ離れになり、私はホームレスになりました。  衣食住の喪失が人間に与える影響をご存知ですか?

          ¥3,000

          帰る場所が、ない

          ¥3,000

          この身体の価値

           本記事では〝価値〟を〝どれくらい稼げるか〟という意味で使います。

          ¥2,000

          この身体の価値

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