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夫婦関係や不倫について:みなさまに質問です。

皆さま、こんにちは。
みきともと申します。

ここドイツはこの冬、珍しく暖冬で私が住む地域はもう春の足音が聞こえています。
庭からキツツキが木を突く軽やかな音が聞こえてきていい音だなぁと、ふっと手が止まりました。

ここで書き始めて3ヶ月以上が経ち、note の広い海のなかで様々な人が書かれた記事を読み、多くの方々とコメント欄で交流することができるようになりました。
異国暮らしの肩に乗っていた孤独が軽くなるのを感じ、皆様と出会える場が存在することに深く感謝しています。

心にあるものを、何とか文章に表現してそれを画面の向こうの人に読んで貰えるというのは、こんなにも心の支えになるものなのか・・・と思います。

私がnote を始めたきっかけは、ずっと心に滓のように漂っているものを書き表したいと思ったからです。
書くことで、もう一度それらを底から引き上げて向き合ってみたいと思いました。

書きたいテーマはいろいろなのですが、
なかでも元夫との間に起こったことを書きたいと考えてきました。

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過去記事でも少し触れましたが、結婚して6年目くらいから夫には秘密がありました。
私は2年間気がつきませんでしたが、2016年に同僚とのW不倫が発覚しました。
離婚がよぎりましたが彼の強い希望もあり、夫婦の関係修復という難題に取り組み一度は大丈夫に思ったこともありました。

その後、私のドイツでの病院研修をしたり、家族で1年と少し日本に移住し助産師資格を取得したりと、かなり激動の数年間でした。

ドイツに戻って、過去の相手と再燃していることを知ってから、真の問題直面フレーズに入りました。

自分が出来る以上の努力をしたと思いますが、その過程のなかで修復は不可能だと悟っていきました。その間に夫が家を出て、今はそう遠くない町で相手の女性と二人で暮らしています。
相手もティーンの子どもがおり、私とは知り合い以上、友達未満の位置にいた人でした。
(不倫期間中は会っていません。さすがに気が咎めたそうです。)

私のなかで、彼を憎んだり恨んだりという負のループは脱却していると思っています。
共同親権なので週に1回は会いますし、子供のことで相談したりと交流はありますので、なかなか過去にならない思いというのはあります。

人間には忘却という素晴らしい能力がありますが、ちょくちょく会っていればそれが機能する間がなくてしんどいのも、また事実です。

note で過去の不倫のことを書いていきたいと思いつつも、恨みつらみや悲劇のヒロインのような形で書くつもりはありません。
実際ヒロインではないですし、悪口を書きたいわけでもない。

元々、恋愛至上主義の気があり「結婚したって好きになる時は好きになるよね」と昔から思っていました。
お互い半ば死んだような目で、家庭を営まずにはおられない哀しさが人生にはある、というのも理解できます。
だから外に恋愛を求めてしまう気持ちも。
ただ実際、自分がされた側になって初めて解る感情というものがありました。


私は彼のした何に対して怒り、悲しいのだろう...と時間が少し流れた今、徒然に考えたりします。

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不倫問題で地獄の底を這うような気持ちでいた時に、なんとかここから脱出できないか?とインターネットの海を彷徨いました。

実生活で誰がそういう経験をしたのか、同じ問題で悩んでいるのか?なんて知るのは不可能です。


でも広いネットの海ですら「これは!」と思うものに出遭うことはありませんでした。
夫の浮気や不倫に苦しむ妻のブロブも読みましたが、自分に役立てられる!道案内になる、と感じるものは無かったです。

渦中にいる時によく自問していました。


「誰かが死んだわけでもない、全てを奪われたわけでもない・・・なのになんでこれほどまでに苦しいんだろう?」

一方でそう思う気持ちもありながら、もう死んでしまうんじゃないか、というほど苦しかった。

なにか、先を示してくれるもの、
「今はそうでも、これからこうなって行く可能性があるよ(心理面で)」と体験者から聞きたかったし
恐ろしいほど孤独でした。

せっかく note という相互に開かれた場所で書くのなら、今回は自分の思いだけを綴るやり方ではなく、

「どういう心理だったか知りたい」「どうやって気持ちを立て直したのか」

など、もしご質問があればそれに沿った切り口で書いていけないか・・・とフト思いつきました。

私はドイツで暮らしていてドイツ人と結婚しましたが、夫婦関係というのは個人対個人の関係で、○○人と結婚したのではなく、その人個人を愛し結婚したと思っています。

結婚生活を送るという点においては国籍など関係なく、そこにある人間関係の問題は普遍的で共通点も多々あると思います。
夫とその相手が仮に日本人でも、同等の苦しさがあったと思います。


長々書きましたが、聞きたいことやご意見などコメント欄に残していただけたら、それを元にして私の経験から何か書き残せたらと思っています。
少し心が軽くなったり、何かの道案内になることが書けたら自分の経験も役に立つなぁと、私も一歩進める気がします。

同時進行で私が日々感じることも、想うように綴っていけたらと思っています。
どうぞこれからもお付き合いの程、よろしくお願い致します。


守り猫の一匹、メインクーンのSudi💛
名前の由来はマレー語で“喜んで〜する”という意味。


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