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「虫刺されに関する現代人の優しい抵抗」

何故か今年、矢鱈と乱用しているインヘラー(鼻スースー)ですが、吸い過ぎて弱まってくると、鼻の臭いがしてくるのですね、自身の鼻の穴の臭いが。

タイのひとが良く愛用しているので、僕もタイ料理屋さんで初めて見掛けて、一つ買って気に入ってしまったのが最後、タイ人のママに束で頂いて、到底消費しきれない量を所持しています。

インヘラー(鼻スースー)を、恋人間でシェアしたり、親子間でシェアしたり、まさか友人に貸したりはしないだろうけど、みなさんどのように線引きしているのだろうか、急激に気になってしまった。

実はこのインヘラー(鼻スースー)、内容はユーカリプトール、メントール、カンファー、ボルネオールとシンプルながらも最強の布陣でして、吸う方と反対側にポタポタと点滴出来る方が付いているので、畑や茂みに急遽突入する時、兼業農家には虫除けに於けるタイガーバームを超える実用性が有るのです。

もちろん、普段は蚊取り線香をぶら下げてますが、これも、同じピレスロイドを効能としてはいるのですが、普通のやつと、最近では昔ながらの天然除虫菊ものがあって、前者は煙を吸うと気持ち悪いのに対し、後者はそのままでも懐かしい花火とかの匂いがし、煙も不思議と気持ち悪くないのです。

ピレスロイドの含有量というよりか、実際には煙の効果によるものが大きいので(焚き火でも虫来ない)、特に僕など、無農薬で畑をやっているのですから、収穫時に普通の蚊取り線香を使おうもんなら、それは、農薬使ってるのと同じようなもんでして、一応気を使っての天然除虫菊ものを焚いてます。

僕の場合、栽培収穫という、人間に都合の良い一方的な自然からの搾取をしているのですから、その代償と言っては些細なもんですが、半裸で作業し、この血を捧げているつもりで畑仕事をしてますけど、そないに値段も高くはないので、精神衛生上からも、天然除虫菊ものの蚊取り線香を強くおすすめします。

効くもんは効くし、効かんもんは効かんので、藪に入るひと、畑仕事するひと、完璧主義や潔癖症はいかんですよ。

蜂は動線とパターン学べば全く刺されませんし、蚊は煙や精油で退けます。

ただブユは果敢にも顔面に突撃してきますので、網でもかぶるか、顔以外を犠牲に捧げる(半裸だとか)のが有効です。

刺された場合は、43℃以上の熱湯を浴びることで幾分かましになります。

ムカデ、蚊、蜂の酵素毒はタンパク質なので、高温で失活します。

まずは、いつもの湯温で患部を温め、湯沸かし器などで温度を上げられるならば、配管で冷めるので45℃くらいの気持ち高いくらいに設定して熱湯を浴びせて下さい。

ただし、毛虫など、毒針が刺さったままだったり、その他時々、熱湯が通用しない場合が有るので、要注意。

あと、間違っても冷やしてはいけません、冷蔵庫で食品の期限が伸びるように、毒素を長持ちさせてしまいますからね。

基本は予防、あとは代償と捉えるのが、自然と楽しんで共存する秘訣であります!

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