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【3D撮影の要】Matterportってなに?


*はじめに*

近年徐々に広がりを見せている360°カメラ。Googleでのストリートビュー機能・建築現場など、皆様のお仕事や生活の中でも触れる事が多くなってきていると思います。

弊社で導入したMatterportPro2はサーバー・アプリケーションを活かしてくれる高性能カメラです。何点かを360度撮影したものをデータ上で反映させ物件の画像情報を完成させます。Matterportのソフトウエア機能だけでもほかのカメラやiPhoneカメラで使うことが出来るのですが、本機はその機能を最大限に引き出してくれます。空間を4K・高品質で表現し3Dモデルと現地のギャップが減ることで様々な場面での利用の可能性が広がります。
不動産物件のオンライン内覧建築・建設現場での現場確認における活用店舗・商業施設での活用、撮影スタジオやレンタルスペースの内覧での活用、文化施設の記録、等々…

生成された3Dモデルは確認するのに特殊なアプリが一切不要で、インターネットに繋がってさえいればお使いの端末から見ることが可能です。

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↑↑クリックすると弊社で撮影したshowcaseが見れます↑↑



Matterportで出来ること

①1つの3Dモデルで多彩な視点

Matterportのデータ一つでさまざまな視点から撮影した場所を見ることが出来ます。
物件全体を一度に見るにはドールハウスビュー。この状態で回転させることも可能です。

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内観を歩いて見て回る場合は内側ビューに切り替えてください。通常のデータは再生ボタンを押すとこの状態になります。
↓実際に歩いて見てください↓(クリックすると見れます)

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フロアプランでは、この施設の全体像を見ることができます。上から見ることで間取り図の役割を果たしてくれます。

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②画像や動画のコンテンツ・リンク等の設置が出来る

タグ機能を活かしMatterportデータ内に画像や動画のコンテンツ・詳細や商品、リンク等の設置が出来るのがまるでゲームの画面のようでワクワク感を与えてくれます。

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弊社で撮影させていただいたgallery hydrangea様の事例ですと上記のような形で画面上の二重マルマークにポインターが触れると画像やその説明、詳細な情報が見れるリンク先への案内が見れます。これが【タグ機能】です。
この機能を使えば上記の事例の場合ですと空の状態のgalleryと過去の展示風景の様子を見比べることが可能になり展示される方やgalleryに興味のある方へのきっかけの一つとして活用が見出せます。
不動産物件であればweb内覧をしていただき夕景の写真をタグ機能を使って掲載したり、建築現場であれば塞ぐ前の天井の図をタグ機能を使って埋め込んだり、無くしがちの設備図や各所の材料の詳細PDFやリンクをデータ内に埋め込み業務の効率化をはかることが出来ます。データ社会の日常の煩わしさをサポートしてくれる魅力的な機能です。

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③多彩な機能を活かし充実の仮想空間

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Matterportにはそのほかにも様々な機能があります。
まずこの画像内の緑の矢印が指しているハイライト機能は、この撮影データ内を動画で紹介してくれるものです。


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↑GIFですがこんな感じです↑

赤の矢印は3D測定機能。下記のような形でデータ内の採寸を行うことが出来ます。

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例えばこの機能を使っての店舗・商業施設での活用例として家具や家電等の大きな商材を扱っていたりする場合遠方でもサイズ感などを把握でき、更に【タグ機能】を活かしECサイトや商品情報ページをリンクさせることでより購入意識に働きかけることができます。


◆使い方は無限に◆

本記事内でご紹介させていただいたのは主な機能と使用例になります。
今後さらなる布教活動の為、他の機能やgoogleマップとの連携もご紹介させて頂きます。


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