さわくり

固有名詞フェチ。広い道が好き。

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最近の記事

一緒に帰るということ

現在わたしは川が綺麗な海なし県に住んでいるのだが、3時間ほどかけて、かつて住んでいた大阪や東京に度々出かけることがある。 結構な遠出で、旅行といえば旅行・・だが、自分では旅行だと思ったことはない。 ちょっと遊びに行く感じ。 結構つめつめなスケジュールを組んで、ゆったり観光というものをしないから、なのかも。 行き慣れたルートをたどっているから、というのもあるかな。 行く理由はいろいろあって、数か月に一度は顔を合わせてお話したいお友や先輩、同期に会いに行く、とか、お世話になって

    • 【勢い】キャリアスクールに並行して通ってみる

      通うといっても、どちらもオンラインスクール。 副業したいな、転職もしたいな。 とにかく、どこでもいつでも仕事ができる環境をつくりたくて。 今いる部署のミッションはとてもやりがいがあり、メンバーも上司も優しい。 でも、・・毎日出勤が必須・・というのが、引っかかる。 「地球に住んでるのだから、地球のいろんなところ行った方がいいですよ」 いつかのひろゆき氏が配信で発した言葉に大共感するくらい、どこかへ行くのが好きなわたし。弾丸旅行はお手のもの。 海外旅行にハマり出したのはちょうど

      • 月とあたしと冷蔵庫

        緑黄色社会のバラードが好きだ。 ”幸せ”とか、”大人ごっこ”とか、”一歩”とか。 何度も聴いて、何度も歌って。 切ない歌詞の中に、たしかに晴子さんがいる。 そんな緑黄色社会が、いきものがかりのトリビュートアルバムに参加していることを、バンドの投稿で知った。 心を込めてカバーしている様子が、字面のみで伝わってくる。 迷わずApple Musicで検索して、再生する。 不安がところどころに見え隠れするけれど、ここにいる自分と、未来の自分に寄り添う。何気ないひとときを、いつもの

        • Hello,Impact

          ONE OK ROCK  10th album “Luxury disease” とんでもないアルバムに出会ってしまった。 職場の先輩との社内チャット、業務連絡に紛れて送られてきた密かな興奮。 リリースされたばかりのワンオクのアルバムを聴いたらしい。「耳が忙しい(笑)」とか、「耳が壊れる」とか。 数ヶ月前にちらっと聞いた彼の好きなアーティストにわたしもハマったのもあって、これもハマりそうだよと送ってくれたのか、抑えきれない気持ちを誰かに言いたいだけなのか、大した理由

        一緒に帰るということ

          ちょっと思い出しただけ

          好きだった人からぽっと来たLINE ある曲のYouTubeURLの後に、「これ聴いたことある?昨日観た映画の主題歌で、すごい良かったんだけど」と。 観ないよ、聴かないよ、と最初思ったけど、無理だった。大抵教えてくれる作品は、わたしの中に刺さってしまうのだ。本当にやめてほしいけれど。 映画自体ちょっと気になってた。 体調が良い日に観るのがおすすめ、とも教えてくれたけど、今日が気分だな、と思ってわりと疲れた金曜の夜観た。観終わった後、そんなにしんどくなかった。男女で受け取り方が

          ちょっと思い出しただけ

          流浪の月

           原作と、映画に触れて 2022.05.15 原作を2回読んでいた。今回映画公開が近づくにつれ、そわそわするのは初めてだった。好きな作品だから。出演俳優さんのインタビューを読んだり、対談(広瀬×松坂×横浜)を見たり、映画を観る前にしか味わえないであろう原作の景色をもう一度おさえておこうと、気付いたら前日にまた読み返していた。3回目履修。映画館のスクリーンに向かうとき、緊張した。内容を知っているからこそ、ひとりでは観れないだろうなと思い、誘って快くOKしてくれた会社の同期、感

          流浪の月

          これほどまでに目が離せないなんて(「大豆田とわ子と三人の元夫」を観て)

          小学5年生の弟が、好きなドラマのお気に入りシーンを巻き戻してはケラケラと笑っていた。 それにつられて爆笑していたが、正直当時のわたしはそんなに繰り返し同じものを観るということに理解を示せなかった。 そこから8年ほど経ったが、まだあの弟の笑い声を思い出せる。 そして繰り返しドラマを観てしまう理由も、8年越しに理解できてしまっている。 そんなわたしのほんのちょっとしたエピソードを含めた1週間を、伊藤沙莉さんにナレーションしてほしいと思ってしまうほど、ハマっているドラマ。「大豆

          これほどまでに目が離せないなんて(「大豆田とわ子と三人の元夫」を観て)