Hello,Impact

ONE OK ROCK  
 10th album “Luxury disease”

とんでもないアルバムに出会ってしまった。

職場の先輩との社内チャット、業務連絡に紛れて送られてきた密かな興奮。
リリースされたばかりのワンオクのアルバムを聴いたらしい。「耳が忙しい(笑)」とか、「耳が壊れる」とか。

数ヶ月前にちらっと聞いた彼の好きなアーティストにわたしもハマったのもあって、これもハマりそうだよと送ってくれたのか、抑えきれない気持ちを誰かに言いたいだけなのか、大した理由はあまりなさそうだけど。

耳が忙しいはまぁ分かるとして、(16年ぶりに新譜が出たあのバンドの話もしていたから)耳が壊れるというのは、私も長く音楽を聴き続けているがそんなことを思ったことはなく。「何を言ってるんだ、、???」と思ったけれど、ちゃんとアルバムを最初から聴いて分かった。思わず笑ってしまう。これは聴くのに体力が要るアルバムだと。。
こんなにも全てが主役級の集まりがあるだろうか。最初から最後まで強いのだ。とにかく、エネルギーを切らすことを知らない。強いから、最後の曲が終わった瞬間がとても寂しい。そしてまた再生ボタンを押す。

英歌詞はすぐに理解できず、歌詞を何度も見たり、和訳に助けを求める英語力なので、第一印象は全てメロディーで決まってしまう。(もったいないなと思いながら、英語を勉強するモチベーションにしよう。。と思っている、実際にそう)さらっと聴き流してキャッチーだなと思った曲たちを、ヘッドホンでもう一度聴いた。キャッチーはキャッチーなんだけど、そんな言葉で表現していいのか、罪悪感も芽生える複雑な心境。どうしたものか。

静かに布教されているのでは、と仕事から帰ってきてから聴いて、そんなことを思ったよ、という話。
私の興奮も彼に伝えたいのだが、プライベートの連絡先を知らず、もどかしい金曜夜。しかも三連休なのでさらに遠のく社内チャット。というわけで、ここに記しておこう。

夏が過ぎて秋めいてきたこの時期、珍しくうっすらと寂しさを引きずってしまっている私だが、このアルバムで活力を得られる気がしている。

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