また、インターネットがつながらなくなった20時間。
夜中に、急にメールがつながらなくなった。
ちょっと変だと思って、再起動をしたりしたが、ダメだった。
そうしているうちに、インターネット全般につながらなくなった。
早く眠るはずだったのが、遅くなった。
だけど、結局つながらないままで、その時の気持ちの重さは独特だった。
プロバイダー
起きて、つながれ、と密かに思いながらコンピュータをインターネットに接続しようとしたのだけど、やっぱりつながらなかった。
がっかりした。
うちは、携帯もスマホも持っていない上に、インターネットの回線も有線で、しかもフレッツADSLという、2023年の1月にはサービスが終了してしまうような方法をとっている。
これだけで、とても古いのは分かっているものの、このサービスを利用するためのモデムを購入したこともあり、ギリギリまで、使おうと思っていた。
最初は、プロバイダーに電話をした。
登録の番号と名前を言ったら、調べてくれて、「問題はないので、あとは設定や、もしかしたら、モデムやケーブルなど問題かもしれません」と言われる。
ただ、一応は、もう一度、再設定などをしたり、コンピュータの会社の方にも確認した方が良いのかもしれない、と思う。
ここらあたりは、自分にも少し余裕があった。
コンピュータ会社
いつまでたっても、パソコンなどという略称ではなく、コンピュータというような名前でしか言えないのは、気持ちの距離感が遠いからで、だから、この種類のトラブルには、自分自身は、思った以上に精神的に弱い。
精密機械だからあって当然なのだとは思う。
でも、個人的には、情けないのだけど、この変化に、動揺もするし、ざわざわする。
だから、妻にも気を使わせて申し訳なかったのだけど、午前中は、まずはプロバイダーに電話をして、どうやら異常がないのが分かったので、次は、コンピュータの会社に電話をした。
とても親切な対応だった。
そして、起動時に、2つのボタンを一緒に長押しをしたりするような、自分ではできない方法(トラブルシューティング、という言葉はまだ新鮮に響く)を指示してくれたり、他にも、いろいろなことを伝えてもらった。それで、あ、つながったかも、というような気配があったのだけど、インターネットにはつながらなかった。
それで何十分かいろいろやって、おそらく、コンピュータ本体が故障したりしている確率は低いと思うので、もう一度、プロバイダーにアカウントに関する確認をしたり、あとは、モデムの故障もあり得るのかもしれません、と伝えられる。
まだ携帯もスマホも持っていない生活が続いている。問い合わせをしている電話の相手は、プロバイダーでも、コンピュータでも、最先端にいるのだから、古めの方法へは、なじみがないような気配は感じるけれど、それも自然なことだと思う。
古くてすみませんが、ADSLを使っていて、という話をしていても、何度か、Wi-Fiで繋いでみてください、という言葉が出てきて、その度に、すみません、Wi-Fiではないんです、という会話になった。
それも、仕方がないと思う。
二度目のプロバイダー
そして、もう一度、プロバイダー会社に電話をした。
二度目なので、また何かしらの改善をするのは難しく、こちらがアカウントの確認をしたいと言うと、秘密保持の観点から、電話口で、こちらから口頭で確認するのもダメなので、書類を送ってもらうことにするが、1週間くらいかかる、と言われた。
この時点で、また1週間ほど、インターネットは使えないのではないか、というような重い気持ちになる。余裕は、すっかりなくなっていた。
ついてない気持ち
noteを始めて、まずは1年は連続投稿を続けようとした。思ったより書くことはあったのだけど、9か月がたったところで、コンピュータのトラブルで、その連続投稿は止まってしまい、自分はついてないと思った。
それから、また連続投稿を始めて、だんだん時間は経って、気がついたら、1年連続で投稿ができた。それは、毎日にこだわらなくなっていたから、気が楽になってはいたけれど、それでも、なんだかホッとはした。
それから、さらに2ヶ月くらいが経とうとしていて、そんなに連続投稿にこだわっていないと思っていたけれど、これで、今日は、もうインターネットにつなぐことはできないから、その連続は途切れそうだし、もしかしたら、1週間ほど、また書いても、投稿できないかもしれない、と思うと、なんだか、やっぱり、またついてない自分が嫌になったりもする。
電話会社
ちょっと諦めつつも、あとの可能性は、ADSLを使っているので、そのモデムの故障を確かめようと思って、午後遅くに、NTTに電話をする。
NTT関連では、2か所に電話することになり、さらに電話がかかってくるのを待つ。
一度、いろいろと説明をしてから、そして、故障の確認をするために、また何十分か後に、電話がある。
今度は、どうやら故障はしていない、という話を控えめにしてくれた。さらには、以前のコンピュータがあれば、という提案があったので、買い替える前のノートパソコンにスイッチを入れて、使ってみたら、思ったよりもスムーズにインターネットにつながり、今日のメールの受信もできた。
あれ?そうなると、あとは、今使っているコンピュータに、何かしらの問題があることになる。
もしも、故障していたら、またアップルストアに持っていくことになり、また、どれだけの日数がかかるのだろうか、と思ってしまい、だけど、このままだと自分だけでは、どうしようもなく、出張でコンピュータの修理をしてもらうような仕事があった気もしたし、少し歩いたところにコンピュータ教室のような場所もあったから、そういうところへ持ち込めばいいのだろうか、と思ったり、近所のファミレスに行けば、Wi-Fiを使えば、つながるから、ちょっと行ってみようか、といった気持ちが入り混じる。
なんだか、そんなことを考えているだけで疲れてしまった。
2度目のコンピュータ会社
午後6時過ぎに、つながらないかもしれないと思いながらも、コンピュータ会社のサポートに電話をする。
すぐにつながる。
いろいろと説明をすると、相手にとって、どうやらあまりなじみがない状況のようだったので、なかなか先が見えず、こちらも、あきらめそうになったが、粘り強く対応してくれたおかげで、20分くらいかかった時に、突然、インターネットにつながった。
力が抜けた。
ただ、どうしてつながらなくなったのか。そして、なぜ、再びつながるようになったのか。その理由は、はっきりとは分からないと言われた。
不思議な気持ちもあったし、いつ、またダメになるのだろうと思いながらも、やっぱりホッとした。
午前から、問い合わせを始めて、ここまで8時間くらいだった。1日の仕事のようになってしまった。予定していたことは、ほぼできなくなった。昨日の夜から数えたら、20時間くらいは、つながらない状況だった。
それでも、その途中で、ありがたいことに、テレビ番組で知って、妻と相談して買ったチョコレートを一緒に食べて、おいしい時間があった。それは、やっぱりうれしかった。
今日は、電話をして、いつもはあまりしないコンピュータの作業をしただけなのに、小旅行に出かけて、戻ってきたような気持ちになった。
noteの更新はできた。なんとか、連続投稿は続けられた。
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