教育意識　～アメリカ型と日本型～

今日も見ていただきありがとうございます。

今日は朝から奥さんが夜眠れず寝不足で機嫌が悪かった。朝から元気で暴走する子どもにイライラしていました。

私もそれを見てイライラしてエネルギーを奪われそうになりましたが、ここは最近の勉強が頭をよぎり、ぐっと胸の内に抑え込み黙ってそのエネルギーを朝ご飯を作ることに回すことができました。奥さんが「助かったなぁ」と思ってくれればそれでいいです。

それはそうと、さてさて、

今回は「教育意識～欧米型と日本型～」というテーマで書いていきたいと思います。

「教育意識」なんて大々的なワードですが

意図としては”家庭内の子育て”や”会社の後輩への接し方・教え方”、”ビジネス上の取引先との商談・交渉”など様々な場面でも応用して考えられるのではないと思いタイトルにしました。

これを読むことにより、人により優しく、より効果的に何かを教えてあげることができる、共有してあげることができる意識が高まると思います。

で、

日本型とアメリカ型というのは統治の仕方の違いを表しています。

それぞれまとめると、下記です。

【アメリカ型】　

権威・権力　（大統領）

　↓↑　

国民

【日本型】

　　　　　　　　　　　　権威（天皇）　★国民の幸せを常に想い続ける。

　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　任命

　　　　　　　　　　　　　　権力（政府）

↓↑

　　　　　　　　　　　　　　国民　★権威に常に大事想われている存在。

まず、お断りを入れておきますと、私は右翼でも左翼でもないです(笑)

日本が日本たるゆえん、世界最長の国であるこの特徴的な統治システムのメリットを実生活でも生かせるのではないかという思想です。

まず、アメリカ型です。

権力と権威が大統領に集まっており、大統領と国民との関係値が全てです。

かつ、上下関係がはっきりしている構造です。

大統領が誰かによって、その考え方によって国民が右往左往させられる。コマのようになってしまう。これがいいエネルギーの時は強制力が働き、ある種すごいパワーを国民が発揮していける仕組みですが、悪い時は、、、歯止めがききません。

子育てに置き換えると、　

親（大統領）と子ども（国民）　ですね。

親と子どもの関係値が全てなので、例えば親が暴走して悪いエネルギーを子どもに与えると止めることができません。誰も気づくことはできません。

次に、日本型です。

権威が天皇、権力が政府　分かれている。

権力より権威が国民のことを常に想っている（守っている）。

というのが特徴です。

つまり、権力は暴走しようにも、自分が任命されている権威が常に大事に想っている国民をめちゃくちゃにはできないというシステムです。

※長い年月、そういうシステムを維持してきているのは個人的にはすごいなと最近勉強をしてそう思いました。歴史的に権力が欲を出して、権威を奪ってなくしてもおかしくなかったはず。それを国民も許さなかった。（厳密にはそうなりそうにはなったが結果なっていない）一番平和（幸せ）なシステムであると思っていたからでしょう。そして、私は日本の先祖たちが残した素晴らしい価値観であり財産だと思うことで、自分の生きるエネルギーが上がるのでそういう価値観を今は大事にしています。

子育てに置き換えると、

親（政府）と子ども（国民）、そしてコミュニティ（天皇）です。

私の定義づけですが、

コミュニティ（天皇）とは、自分の家族が関わっている大事な本当のコミュニティを表しています。

親戚一同の○○家であったり、毎日挨拶する近所の皆さん、パパの学生時代の親友たち、ママの保育園ママ友軍団などなど、自分が今生きている上で欠かせないコミュニティ、そしてそのコミュニティが自分たちのことを大切に想ってくれている、そんな本当のコミュニティです。

SNSで愚痴をつぶやいて、共感してもらっているような軽いつながりではなく、高い視点、理想でつながっている人たちのことです。

この本当のコミュニティこそ、日本型の最大の特徴であり、今一番大切にしなければならないものではないかなと思います。

理想の教育意識としては、

自分が本当のコミュニティにいる立場から、

誰かに教えるんだ、伝えるんだ。

という意識こそが、大事だと考えます。

そうすることで、自分のその時の感情ではなく、理想の想いの視点から教えることができるのではないか。深みが増すのではないと思うのです。

今の時代の私たちは、技術の進化によって、何でも自分で情報がとれてしまう、ものがそろってしまう体験や経験によって、自分分だけ、自分の家族だけでなんでもできてしまう錯覚に陥っているのではないでしょうか。

これからの時代というか、これまでもそうでありましたが、やはり自分だけでは生きていけません。

自分たちで理想の何かを目指していく、成長していくという意識は絶対必要です。しかし、絶対気持ちが折れたり、壁にぶち当たったりします。

そんな時に、いつでも自分のことを想ってくれるコミュニティがあると想うこと、具体的に頼ってみることが大事だと思います。

以上、三姉妹パパでした。

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