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朝ドラ『虎に翼』が楽しみすぎるという話を聞いてほしい!


4月スタートの朝ドラ『虎に翼』が楽しみすぎてNHKの回し者のような記事を。
もちろんただの一視聴者の独り言。




伊藤沙莉さん&仲野太賀さんに期待!


主人公の猪爪寅子を演じる伊藤沙莉さん、そしておそらく主人公の夫となる佐田優三を演じる仲野太賀さん、私はこのお2人がシンプルに大好きです。お2人の苦手なところと言えば、漢字変換が一発でできないこと!(笑)それ以外は全部好き!というくらい好き。

お2人が夫婦役を演じた作品といえば、『拾われた男』『拾われた男』では、2人が出会って、付き合って、結婚して子育てをして、という過程が描かれていたのですが、2人の距離感・関係性がそれぞれの段階ごとに変わって、「いるよね~こういうカップル!」と思うと同時に、微笑ましかったのを覚えています。憧れのキラキラした夫婦というよりは、親しみと好感を覚える雰囲気がとても好きでした。


吉田恵里香さんに期待!


脚本の吉田恵里香さんは、(ドラマの)『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『恋せぬふたり』などを書かれた方です。

そして今、手軽に見られるものとしては、『シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング』という作品(?)のシリーズ構成&脚本も担当されています。
この番組、なんだか面白くて、料理番組なのだけど、ほぼ料理をしない(笑)
例えば、最近の回では、シナモンがおいしいドリップコーヒーを淹れるという回だったはずが、淹れるイメージトレーニング?をしただけで終了。
ほかにも、「シナモンが料理をしたい気持ちじゃないなら、しなくて良いよ~」といったことを安田顕さんが言って、そのまま番組が終わったり。ただただ、シナモンのかわいさと全体の緩さに癒される番組です。
興味深いと思うのは、私(アラサー)の同年代の友人たちにこの作品が結構人気なこと!みんな癒されているのかな。


ほかにも、吉田恵里香さんの脚本の、ABEMAのドラマ『ブラックシンデレラ』では、主人公を演じた莉子ちゃんが、とってもキュートでした。憧れたり、悩んだり、絶望したり、恋をしたりと、全力で青春をしていて、素直でまっすぐで、ステキにキュート。でも、当たり前と思われていることに疑問を持つ勇気もあるという。


『虎に翼』の主人公のモデル・三淵嘉子さんは、女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長となった人物です。「初めて○○をした人物」、と聞くと、精神的にも肉体的にもタフで強靭、真面目で隙がない、近寄りがたい人物だと思ってしまいそうです。しかし、少なくとも三淵さんは、とてもにこやかで親しみの持てるキャラクターの方だったようなのです。『虎に翼』の主人公にも、『シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング』『ブラックシンデレラ』のような緩さやキュートさも見られたら嬉しいなと期待が膨らみます。


法律の面白さを描いてくれることに期待!


主人公は法曹界に行く人ということで、法律が取り上げられることがたくさんあると思います。法律というと堅いイメージではあるのだけど、個人的には、皆で上手く暮らしていくための人間の努力の結晶だと思っています。
私は法学部ではなかったけど、学生のころ、少しだけ法律を勉強したときに、理不尽な思いをなるべく回避するための工夫が色々となされているんだな、とちょっと感動しました。
法律って、当たり前だけど、それ自身で変わるものではないので、新しい技術が登場したり新たな価値観が広がったりすると、現実の世界と合わなくなってきます。そうしたら、今の時代に合わせて変えよう、そのための議論をしよう、ということになります。そうやって手を入れられていく過程は社会の映し鏡のようでもあるし、法律は私たちがより豊かに生きるための道具でもあるところが、興味深いなぁと思っています。そんな面白さも『虎に翼』が伝えてくれたらいいなと、期待しています。

最後に


『虎に翼』で主人公の父親を演じる岡部たかしさんが、私はめちゃめちゃ好きなので、もちろんここも最大の楽しみなポイントの1つです。予告では逮捕されるシーンもあり、心中穏やかではありませんが(笑)、『ブギウギ』に引き続き、ズキズキワクワクといったところです!

「虎に翼」とは、中国の法家・韓非子の言葉で、「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」という意味があります。
素敵なキャスト・脚本の方というだけでも嬉しいのに、その上興味深い題材!まさに「虎に翼」ということで、『虎に翼』、めっちゃ楽しみです!わーい!!!

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