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あれこれ、散文を綴る、note

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ギックリした要

5日前の夜、洗濯物を干していた時急に、腰に激痛が走った。 ヘナヘナとその場に落ち、1ミリも動けなくなってしまった。 (え、なにこれ、痛い、めちゃくちゃ痛い上に動けない、、、絶対にギックリ腰やんけ!!) 「お、おとうたーん、おとうたーん(;o;)」 か細い声だが切実に、少し離れた場所にいた夫を呼んだ。 「どうした?!転んだの??」とびっくりする夫に 「コケてない、急に腰に激痛が走って痛い動けない多分ギックリ腰(;o;)」 矢継ぎ早に説明した私に、脇を持って一先ず室内

    • つれづれ

      夫はたまにドライヤーで私の髪を綺麗に乾かしてくれる。 普段愛情表現をするタイプの人ではないけれど、 この猿の毛繕いの様な愛をたまに受け取れて とてもポカポカとする。 月の半分は嫌夫家の様な私、彼のいいとこ、くれているものを たまに記していきたい。 大事なのに忘れるから、 見つけたら拾って心に留めておきたい。

      • 怒りと悲しみ、3才児のそんげん。

        最近、自分の怒りと悲しみにばかり注視して、分解して、考察してきたけど、 じゃあ彼は何に怒り、何を悲しんでいるのか、ちゃんと見ようとしてない事に気付いた。 自分の中に怒りと悲しさがあるうちは、中々他者の事を思いやれない。 ずっと、なんて理不尽なんだ、なんて怪獣なんだと思ってた。だけど彼にも理由がある。 今はやっとフラットになり、しかも考える時間を取得出来た。 3歳5ヶ月の男の子 最近幼稚園に行き始めてから成長が著しく、少し社会性というか、人間ぽさが出てきた気がする。

        • 逃げ恥6話 と わたしたち

          逃げ恥特別編やってますね。 数年前も欠かさずに見てました。私は当時、結婚1年目で、みくりと平匡さんの状況に感情移入するにはもってこいの時期でした。 2人の可愛さにムズキュンするよりも、2人のすれ違いや、結婚制度や今の日本の夫婦のあり方への疑問に対し、常に激しく頷いていた。 沢山沢山感想があるけれど、今回は第6話のお話と、私達夫婦の話。 みくりさんが旅行の帰りの電車で平匡さんに見えない反対側だけ涙を流すシーンを見て 「私、同じ涙を流した事がある...」と思いながら見て

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        • 考えるページ
          3本

        記事

          私のピアノ

          今日は誕生日でした。 近年は旅行に行く事が多かった誕生日だけど、 今年はおうちで祝ってくれた。 夫が、ケーキとパスタを作ってくれて、 プレゼントは欲しかった電子ピアノとサプライズで最近欲しいと呟いてた自転車用の雨合羽をくれた。 普段あまり料理をしない夫だけど、センスとこれまで母の料理を横で見てきた知識が相まって、作る料理はいつも大体美味しい。 今回も難しいオレンジタルトにいきなり挑戦してたけど、普通に美味しくて、店頭で出てても違和感ない出来栄えだった。 物欲がほ

          私のピアノ

          おじいさん界の推し、村上さん(仮)について。

          キナリ杯、何か書きたいな、奈美さんに読んでもらえるだけで、それだけで特賞じゃん。書くしかないじゃん。 そう思って筆を取ってみても、中々書き出せなかった。 コロナちゃん来日からの混沌とした日々の中で、色んな感情と情報が混ざりに混ざって言葉が出ない。 悲しみも、嬉しさも、喜びも、怒りも、何もかもが混ざりあって、新しい感情が生まれてんのかもしんないくらい、掴みどころのない気持ちで胸がいっぱいで、一体何を書いたらいいのか分からなかった。 でも、奈美さんが書く様な、しあわせにな

          おじいさん界の推し、村上さん(仮)について。

          悲しみはどこへいくの?

          じゃあ私の悲しみはどこへいくの? 最近、イベントやスポーツの試合が延期になったり、実家に帰る予定が消えたり、子供が何週間も自宅待機になったり、 悲しい事が押し寄せている。 でも私の敬愛する人達は、政府や世間の矛盾をつく人はいても、弱音やネガティブな発言をする人はいない。 この状況でも、得られた事をポジティブに昇華して、粛々と鍛錬を重ねたり、或いは新しい試みにチャレンジしたりして、さすが私の敬愛する人達である。 だけど、私はただの人なので、ライブやイベント、実家に帰る

          悲しみはどこへいくの?

          ごめんなさい。

          息子は3歳になりました。 最近台所でのお手伝いをしたがってくれて、 何よりもまず、家事が出来る人になってほしい 私にとってはとても嬉しい事です。 普通に助かるし、基本的にはありがとうありがとう、助かるよーって言っているけど、 最近息子がずっと風邪気味で、保育園に行けず、看病の日々、こんなご時世なので自宅待機の日々。 メンタルがやられておりました。 そんな中久々にショッピングモールへ。 時間の縛りもないので、彼のペースでゆるりとしてましたが、ちょっと買い物の品定

          ごめんなさい。

          母、親、とは。

          散文です。 思ったままに。 いじめについて、ラッドの洋次郎さんが寄稿していたものを読んで、 又はがじゅまるさんのこぐまの連載を読んで、思った事、違和感。 私は子を産み、親になってから、 どの作品も観る視点が変わってしまった。 親の目線に。 それは今までなかったものなので、新たな視点を得た事はとても嬉しいと思っていたけれど、 いつのまにか、こどもの目線が自分の中から失われつつある。 洋次郎さんの言葉を読んで、私はあちら側だったはずなのに、あちら側の気持ちが痛い

          母、親、とは。

          勝手に触れないで。

          はじめまして、を書く前に、今日書いておきたい事がある。 数年前、結婚を機に田舎から某都市に引っ越してきた。 その後すぐ妊娠し、つわりが酷く、移り住んだ地域の開拓も出来ず、車も持っていなかった為、徒歩や電車で行ける範囲の中で生活の為の買い物や通院しかしてなかった、ちいさな世界でポツンと生きていた時の事。 臨月にさしかかり、お腹が重くて、歩くのが凄くゆっくりになっていた。つわりで何も出来ない日々も長く、体力も落ちてたので余計に遅かった。 それでも買い物に行かねばご飯が食べ

          勝手に触れないで。