白日。【詩】
カーテンレールの向こう側には
僕と同じ誰かがいる。
順番待ちの僕らは
白い天井を眺めては時間を潰す。
絶望も希望もなく
命綱が僕らを生かす。
あの日、奇跡に選ばれたあの子は
どこかで元気に笑えているだろうか。
いつか奇跡を願う僕らに
笑える未来は訪れるだろうか。
このまま死ぬことも
このまま生きることも
良しとされない僕らの人生は
いったい何になるのだろうか。
白い天井を今日も見つめる。
誰かの声が遠くに聞こえる。
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参加させて頂いた企画
▶︎cofumiさん 『あなたの詩を読ませて』
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メインの詩は堪能されましたか。
この後にデザートでもいかがですか。
ということで、私がこれを書くに至った経緯や意図、その時の思いや感情などを知りたいと思った方はぜひ以下リンク先の『ただいま入院中。【デザート】』を読んでみてください。
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