妻が切迫早産で自宅安静の時の夏休みとさよならパパパンダさんの話

どうも。３児のパパです。
嘘です。まだ２児のパパです。

妻さんが６月中旬から切迫早産にて自宅安静中のため、4歳半と2歳のパパワンオペ育児真っ只中です。

ここ３日間、職場の制度で遅めの夏休みをとりました。普通の土日やGWなどの休暇では、もれなく長女さんと次女さんもお休みの為、飛んだり跳ねたりプリキュアを全身全霊を込めて踊ったりしないといけないのですが、今回は保育所に放り込みました。パパは疲れました。

子供の世話をしなくていい連休って凄いですね。あまりの開放感と腕の軽さに、違和感しかありません。レッドブルを５本くらいキメたらこんな感じなのでしょうか。授かった翼でたまった家事を片付けられそうです。

ということで、折角子供がいないので、普段出来ない家事をせよとの妻さんからの指令に従い、保育所バッグを吊す棚をDIYしたり、玄関の頑固汚れをげき落ちくんでゴシゴシしたり、ぬいぐるみを風呂で丸洗いしたりしました。僕の夏休みもピカピカになりました。汚れみたいなものでしたね。綺麗になくなってよかったです。

さて今回、産まれて初めてぬいぐるみを洗ったのですが、泡泡になったアンパンマンやら、くまモンやら、パンダやらを、こねこねして、もぎゅもぎゅして、庭のタイルデッキに背の順に並べる作業をしながら、ジャムおじさんって腕キツいんだろうなぁと、ホカホカになっていく25体を見て思いました。

立ち昇る水蒸気で庭の景色がゆらゆらします。真っ白になったワンワン達の代わりに、お風呂には信じられないくらい茶色い水が浮かんでいました。きったね！

というわけで、今回綺麗に仕上がった子達の影に僕の涙が流れてしまったので、共有させていただきます。

断捨離

我が家には驚くほど多くのオモチャやぬいぐるみがあります。僕も妻さんも末っ子だったこと、知り合いがみんな優しかったことなどから、とにかくおさがりで色んなオモチャ達を貰えました。

自分達で買ったオモチャなんてほとんどないんじゃないでしょうか。デパートで売ってるような木製のおままごとセットシリーズとか、この前ヤフオクで見たら、全部で5.6万円相当であることが分かりました。怖っ！じぃじ、いつもありがとう！

さて、とにかくオモチャが多く、また、定期的に人からもらって増えていくことから、放っておくと収納が圧迫されていくのですが、切迫早産にて自宅安静中の妻さんが、対策を講じてくれています。エッセイの特集を読んだのか、こんまりさんのブログを読んだのかわかりませんが、とにかく要らないものを定期的に処分します。

１軍２軍分け

とはいえ、勝手に捨てて、本当は宝物だったパターンに該当してしまうと、自立歩行が再開されるまでに、１時間やそこらが容易に溶けるため、一旦、長女さんと次女さんで、１軍と２軍に分けていただきます。

妻さん：リラックマって最近使ってる？
長女さん：つかってるよ～。
妻さん：このハイジの顔のクッションは？
僕：それは前職の退職祝いに俺が同期にもらった、低燃費少女ハイジの・・
長女さん：いらな～い。
TVの猫に興奮する次女さん：にゃぁぁぁぁぁあんん！にゃああああ
妻さん：このアンパンマン４体は？
次女さん：あぁぁぁあああんぱぁぁあぁあんん。
妻さん：残留で。

といった具合なのですが、予想していなかった仕分けがありました。

おっきいパンダさん

妻さん：このおっきいパンダは？
長女さん：いらな～い。
僕：えっっっ。そのパンダ・・・
次女さん：いらなぁぁぁあ！

我が家いるパンダは３体。ちっちゃいパンダ、中くらいのパンダ、おっきいパンダです。長女さんがパンダままごとをする際には、赤ちゃん、ママ、パパとそれぞれ役割が与えられていました。

長女さんと次女さんの決定に文句は言いません。しかし、そのパンダはパパパンダさん。僕はいつも、自分と同じ役割を与えられた彼に感情移入して、ままごとを見ていました。

正直、彼にはあまり特徴がありません。手乗りができて次女さんにも一番人気の赤ちゃんパンダさん、腹に手をつっこむことで手を動かしたり口を開け閉め出来るママパンダさんに比べて、パパパンダさんは少し大きいだけ。たいして大きいわけでもないのです。

そのため、足を掴んで左右にペッタンペッタンしたり、上に乗ってぼっすんぼっすんするくらいしか遊び幅がなく、巨大リラックマさんでも代用が効いてしまうため、今回敢えなくお別れが決まってしまいました。

さよならパパパンダさん

僕だけはこの別れを悲しんであげようと、特別に最後の丸洗いに彼を同行させました。

他の１軍さん達よりも入念にコネコネ、もぎゅもぎゅし、タイルデッキの右から５番目でホカホカになっていく彼は、４番目にコネコネされたウサギさんの色落ちした服のせいで、少しピンク色になっていました。

返り血を浴びたパンダみたいですね。変なテンションでしたが、冷静になれた気がします。返り血を浴びたパンダってなんですかね？最近、勝手に比喩表現が暴れることが多くて困ってます。

最後までなんかごめんなさい。お疲れ様でした。今までありがとう。

結論

断捨離は心が痛むことがあるが、２日くらいすると特に何とも思わないので、収納が空いて清々しさすら感じた僕は、パパの思い入れが、考慮に入れてもらえないことが分かったので、世界は不条理だなと思いました。

モノを捨てる時はルール化すると、サクサク捨てられるそうです。おっきなパンダをお持ちの人は、メルカリに出せばいいかもしれませんね。部屋が広く見えますよ！

また、浴槽でのぬいぐるみ洗いは子供と一緒にやったら、ふみふみできるし、盛り上がる気がしました！皆様にお勧めさせていただきます！

今日も頑張りましょう！