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砂糖壱 『サムライは盲目の詩』 絵本

ここいらに めっぽう強い サムライが居ると聞いた
そこの目クラ しらねぇか?「いや、あっしは・・・」 
飲み屋の親父が続く・・・あいつは乱暴者で有名な 吾作。こんな所になんのようだかね?
少しばかり 剣の腕が立つとかで いい気になってんのさ

「こんガキ 俺の一張羅(いっちょうら) どうしてくれんだ・・・」ハハハッ新しい こん刀
いっちょぅ 試し斬りしてみるか・・・坊主そこの刀抜け。」
(これで大義名分は たつな 斬りかかってきた少年を、正当防衛いうヤツや。)

ざわざわ・・・?
みんなが 怯える中 少年は震えている・・・「うわっガキが襲ってきたぞ?!(←嘘)」
応戦しねぇとな。そういうと少年の右腕に 吾作は斬りつけた。「キャ〜誰かぁ〜」

黙れ女。

次の瞬間 ひとりの男が吾作に近づき 抜刀した。
目にも止まらぬその刀捌きに 皆あぜんとしていた 吾作の刀はこっぱみじんに 割れてたい

目クラが・・・そんなッ!噂のサムライ?!
そう言うと その目クラの サムライは鼻歌まじりに 去っていった

そう

サムライは盲目の詩。