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息子の成長で感じたこと


2023年に変わりもう2月も下旬に差し掛かってしまいましたね。
ブログを書きたいなーって思っていましたが、あれやこれやでバタバタして時間ばかりが過ぎました。

今までは、私のことや仕事のことを主に書いていましたが、これからは息子のことも書きたいと思います。

まず第1回目は、『作業』のこと。

支援学校の高等部に進学すると卒業後の進路に関わる取り組みが始まります。
支援学校の進路については、以前ご紹介しましたが、一般就労、福祉就労、生活介護などあります。
どこに適しているかを見るため、先生たちは、生徒の適性を見ていろいろ体験させたうえで進路を決めていくわけです。
私の息子は、重度の知的障がいのため、就労という道は考えていなかったのですが、それでも先生たちは、生徒の適性からどんな作業ならできるのかを見つけて、体験させてくれるんです。

そして、息子が担当した作業は、『空き缶つぶし』

この機械を使って、つぶしていました。
ハンドルの前にある口に空き缶を入れ、ペダルを踏んでつぶす

先生から積極的に一人で作業をしていると聞き、それは見てみたいと思い、先生に話して夫と二人で見に行きました。

普段、自宅では自分のことはほとんどしないのに、さっさと作業している様子を見て、驚いたというか、嬉しかったというか…
できないことばかりかと思っていたので、嬉ったですね。

見学の日、先生は私たちの様子が見えないようにホワイトボードで仕切ってくださったのですが、途中からバレバレでした。
ちょっとこちらを見ることはありましたが、気にすることなく作業に集中していたのは、感心しました。

できないというレッテルを貼っていたんだなーって気づきました。

繰り返し行うことで、作業を覚え一人でもできるようになるということ

きっと教え方も明確でわかりやすかったのだと思います。

いつも作業のときは、赤いビニールのエプロンを付けて行うようになっていて、先生が「赤いエプロンを付けるとスイッチがっ入るんですよ」と聞いて、メリハリも大事なんだなーっと感じた出来事でした。

作業がしっかりできていたことは、きっと本人もわかっていたでしょうし、達成感もあったと思います。

現在も自宅でお手伝いをお願いし、出来た時にはとても満足そうな顔をしています。

できるようになることには、教える側の工夫が大事だということは、障がい者雇用のときによくわかったこと。

教える側の工夫が相手に伝わり、教えられた方がうまくできる。
お互いに達成感が持てる瞬間です。

教えたことがうまくできないのは、教えられた方の問題だけではなく、教える方にも問題があるということは、誰にでも共通することですし、どんな場面でも遭遇することですね。

自分の行動を見直さないっとって、ブログを書きながら改めて思いました。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

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