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インストラクター講座終了後@シンガポール

自己研鑽のためレッスンを受ける事と、友人知人に自分のヨガレッスンをうけてもらう事、筆記テストを終了して、無事にヨガインストラクターの免許がもらえました。

1時間のレッスンに、自分が教わった事を間違いのないように伝えて、さらに自分が大切にしたい事を組み込む。

レッスンのシークエンスを考えることは、難しいけど面白いことでした。

では、私はヨガインストラクターの資格を取った後にどうしたいのか?

もともとの職業は病院の看護師。国家試験合格後、結婚や出産を経て休んだ期間はあったけれど16年くらいはずっと働き続けていました。

小学生の時に父親が血液の癌「白血病」で亡くなったことをきっかけに、人はどうして死ぬのか、死ぬ前に生きているうちにどうしたいのか・どういう生き方をしたいのかと9歳の時から考えてきました。

白血病は未だ原因不明であり、予防もこれと言ってはっきりしたものはなく、逆に生活習慣病は原因がはっきりとしているから勉強しやすいと思ったことがきっかけで糖尿病看護に注目して、看護師生活のほとんどを糖尿病看護中心で過ごしてきました。

主に生活習慣からなる2型糖尿病、原因不明で突然発症する1型糖尿病、またその他の糖尿病。

いずれの場合も、心と体が強く関係してそれは治療についても大きく影響するとずっと思っていました。もちろん、糖尿病じゃなくても生きていく上で心と体がつながっていないと病気になってしまうことはそうなのですが。

ヨガを勉強して、心も楽になったり体も楽になることを、実臨床にも活かせないかと考えてヨガインストラクターになろうと思いました。

私自身、過去に不妊治療をしており、その際にどうして授かることが出来ないのかと言う思いにとらわれてしまっていた時期がありました。
その時期は、世界がすべて灰色に見えるような、自分を責めたり、何もかも嫌な気分で過ごすような毎日でした。

そんな時にお友達からヨガに誘われ、最初は断っていたのですが、ある時に「気分転換になるから。」と60分のレッスンを受け、とてもスッキリした気持ちになったことを覚えています。そこで、自分が思いに執着してストレスを増強させていることに気が付けました。

ヨガはただの運動ではなく、心にも大きく作用するものというのを実感して、自分でストレスは手放せる事を体感するきっかけとなった出来事でした。

インストラクター講座が始まった時よりも、終了して勉強してさらにこの思いは強くなっています。

療養生活は心が安定していないと、難しいもの。

看護師は私のメインの仕事だけれども、新たに勉強したヨガの知恵で病気からなるべく遠ざける工夫や、万が一悪化してしまったら悲観するだけではなく受容することを伝えていける看護師ヨガインストラクターになりたいと思います。

運動も大切、でも心のトレーニングもさらに大切、どちらも行うのがヨガであることだと思います。

そして現在、シンガポール駐在生活の終わりが来て、2022年5月に日本へ本帰国。現在は新たな生活を、北海道後志地方でスタートしています。

まだまだヨガの勉強途中ですが、私にように生活にヨガを取り入れることで、ストレスの軽減がされたり、心と体が健康に近づいていけるような感覚が身近な人と共有できますように。


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