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イオン・組成式ブロックをつくろう(テンプレあり)

以前作成した「組成式ブロック」をバージョンアップしました。
前回作ったのはこちらです。

さて,いきなりですが。


もうテンプレを公開してしまいますね

結論から言えば,これをシール用紙などに印刷して貼り付ければOKです。

サイズはこれに合わせてあります。どんな感じか見ていきましょう。


イオン式
イオン名

各イオンのブロックはこんな感じです。


1価同士の組み合わせ 組成式
物質名サイド

組成式をうまく組むと,物質名も連動して完成するのがミソです。

前回の旧型版と,印刷向きを変えています。

2価どうし 組成式
物質名
3価もいけます
物質名も

さて,ここからが本題といった感じですが,電荷が±0になるように組み合わせて,組成式を作ることができます。
オプションパーツで()などをうまく使いましょう。

2価と1価の組み合わせ
組成式サイド
3価と1価の組み合わせ
物質名サイド

もちろん,2価と3価もいけます

()をうまく使おう
物質名サイド
オプションパーツ

ブロックの幅で電荷を表して,組成式の作り方や物質名などを勉強するのに役に立つという教材になっております。



さてここからは新作で,もう少し高校範囲で登場するイオン等を付け加えました。(化学基礎の初歩の部分では,上述のもので十分かとは思います。)



こちらもつくってしまうと,さらにバリエーションが増えます(ブロックは1セットじゃたりませんが…)

イオンの色も,登場するものはカバーしています
4価鉛はでかい

さらに,ここまで勉強が進んでいれば,ちょっと無理やりな奴(錯イオンなど)も作れるように用意してあります。電荷の差とかも,見ればわかる感じになっています。

塩化水素は分子ですね
炭酸水素イオンや,錯イオンも…
負電荷の多さがわかる?
若干無理やりな感じですが



実際にグループ活動でこれを作ったり組み合わせたりするのも授業になるのかなとは思います。制作の際,シール用紙があまり厚いと組みあわせる際に干渉することがあります。また,シール用紙には「染料」「顔料」の指定がある場合が多いので,よく確認しておきましょう。

悩みどころは,旧作のように透明のシールの方が「かわいい」かなぁーということ。しかし,今作は一応当該イオンの色を表しているので一応これで行っています。(色があまり聞かれないイオン,無色のものは白色にしています)


まあまだ改善の余地はあるかも。授業ではタイミングが合わないので使っていませんが,もし使う際,使ってみた際はぜひ教えてくださいね。

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