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神岡城と秘密の博物館 飛騨観光その②

飛騨,神岡方面に向かったのはもちろんカミオカラボが目的だったのですが(前回)

あわせていくらか観光ができたので,そちらも紹介しておきます。

1 神岡城

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「高原郷土館」という施設が,宙ドーム神岡(道の駅)から徒歩五分程度の場所にあります。(駐車場・無料もあります)

通常は入場料がかかるようです (大人470円・子供260円)が,今回訪問したのが「文化の日」だったため,なんと無料でした!!ラッキー!

神岡城(かみおかじょう)または東町城(ひがしまちじょう)は、飛騨国吉城郡神岡(現・岐阜県飛騨市神岡町城ヶ丘1)に所在した日本の城(平山城)。「東町城跡」として飛騨市指定史跡。歴史上の名称は「東町城」で、「神岡城」は通称である。(Wikipediaより)

現在あるお城は後に建てられたもののようですが,こじんまりしてかわいいお城です。内部は,歴史資料や鎧などの展示もありました。

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小さく思いますが,天守閣からは町の様子や谷・川まで一望でき,当時の拠点として十分に機能していたようです。堀も,内堀と外堀がみられてなかなか興味深いですよ。

2 神岡鉱山資料館

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紅葉もしていました。左側に見える建物がそうです。この辺一帯の入場料をまとめて払うのが,ここ鉱山資料館の様です。これが,秘密の博物館って感じなんです。

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建設自体もなかなか古く,資料館に展示してある鉱物,神岡鉱山の説明も昭和40年代のものと,とてもレトロ感を味わえる施設です。

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石を削る機械

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硫酸工場の仕組

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鉛電解工場のミニチュア(遠近感がいい,あとフォントもいい。もちろん手書き)

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鉱石も所狭しと並んでいる。

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人間の大きさと比較…ってかわいいなおい

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こんな感じで,町を見渡すことができます。


正直言って古い施設なわけですが,今は使われていない神岡鉱山の歴史や,昔から行われていた鉱物からの精錬の様子などをかなり詳しくみることができる興味深い施設でした。とくに,私がやっている高校化学なんてのは「かつての」精錬技術などを教材として取り上げている場合も多いので,逆にちょうどいいのではないかと思ったり…

3 ほかにもいろいろ

時間の関係で見られなかったのですが,同じ敷地内に旧松葉家住宅というかつての住宅が昔の暮らしの道具などを展示した博物館になっているようです。そこまで見られて通常時はワンコインというのは,なかなかいいんじゃないでしょうか。

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あっ,この地域の信号といえばこれです(運転中に撮影したものではありません)雪による破損を防ぐため,縦向きになっているそうです。


道の駅 アルプ飛騨古川」もありました。こちらも時間の関係で長居していませんが…残念ながら,道の駅切符はありませんでした。

お食事処やお土産屋さんなどは併設されています。

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りんごジュースを買いました。さっぱりして飲みやすいお味でしたよ。


そんなこんなの日帰り飛騨(神岡を中心に)観光でした。

電車等でのアクセスは正直悪く,神岡鉱山という一大メイン産業を失いながらも,サイエンスの町,文化の町として観光資源を十分に生かしている大変興味深い街だな~と感じました。飛騨はほかにも見どころがあるので,また行きます!


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