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はじめての『馬人参』


前に乗馬体験を知り合いにお誘いいただき行ったときのことです



自然栽培歴20年以上の人参を食べやすいようにきって手土産にして乗馬場へいきました。


初めての乗馬

乗馬前に馬に挨拶しに行きました

100頭近くいる馬の中で最初に挨拶したのは

「ガネーシャ」という馬
なんて素敵な名前なんだろう

持ってきた自然栽培人参をあげると、白目をむいてむしゃむしゃ。。。。おりの間から大きな顔を出して、くれくれと言わんばかり

やっぱり味がわかるんだろうな、沢山もってきてよかった、他の馬にも配らないと。。。

しかしなかなかの食べっぷりに、結局三頭~四頭くらいの馬にしかあげられませんでした

もっともってくればよかった。。。

私はその後ガネーシャに乗せてもらいました

けれど途中ですぐ止まってびくとも動かない


   『こんなことは始めてですよ』      とスタッフさん

『最初に人参あげたからもうやる気なくなったのかなぁ~、ほら歩いて!』

足で馬のおしりを蹴るスタッフさん。。。

『蹴らないで、蹴らないで』とお願いして 結局ほとんど歩けずに終わりました

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聞けば、乗馬場では馬が人参を食べることはまずないと聞きました。そもそもすべての馬が人参好きとは限らないようですが……

何を食べてるのか聞くとワラなど草などが多いそうです。今は遺伝子組み換えのとうもろこしなども食べているのかもしれません

『でもあんなガネーシャの食欲はじめて見たなぁ、なんか特別な人参だったんですか』 とスタッフさんに聞かれました

『この人参は、肥料も農薬も長いこと使ってない本当に自然の人参なんです』というと

『それは美味しいはずですね、でもあんな顔をむき出して、白目でしたよね、あんなまでの食欲になるのには驚きました、そんな人参いただいちゃって申し訳ない』

『馬人参ってよく言うけど、働くまえに人参あげたら働かないものなんですね』 『人参は馬の前にちらつかせないとね』

『はじめに美味しい人参食べちゃったもんだから、おしり蹴っても動かなかったわけですね。 なんのために来たのかわからないですねぇ、申し訳ないね』 といってみんなに笑っていただいた楽しい思い出です

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⚫私『馬に沢山人参食べさせてあげたいです』

⚫スタッフさん『ここはつぶれそうな乗馬場で赤字なので餌にお金はかけられないですよ~』

⚫私『そうなんですかぁ残念です、また来るときは人参もってきますね (笑)』

そんな会話のやり取りをして帰りました

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現代の動物たち

私は馬や牛、豚や鳥たちが、人間の娯楽や食用のために飼われひどい食べ物を食べ、狭いおりの中で薬づけの毎日を送っている状況を様々なところで見てきました。

野性の動物は病気になりませんが、動物園の動物はすぐ病気になります。 

遺伝子組み換えや農薬、添加物ばかり食べさせられている人間と同じように、自然のものを食べさせてもらえす自由に動き回れないことが病気を悪化させ薬づけとなるようです。

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ペットショップの裏現場もひどいものです。クリスマスシーズンには、繁殖業者が人工的に交尾をさせ沢山生ませ売れ残ったら虐待されるペットが沢山います。(有料の引き取り業者が不衛生なところで水、餌をやらずに放置し、燃えるごみとして処分されたりもして、刑事告発もされています。あまりのひどさに目をむけられません)


犬がほしい方は、動物愛護センターや保健所で引き取ると、ずいぶんと救われる命があると思います。

野良犬は、県によってガス室にいれられ殺処分されています。捨て犬だけではく、迷子になった犬も飼い主と会えなければ殺されることになるのです。

年間13万以上の犬猫は殺処分されています。

動物たちも、ひどい運命をたどる子たちが沢山いるのを知るたびに、『広い土地があれば、そこに放してあげたいな』と何度と思いました。

いつか広い耕作放棄地とご縁があれば、自然栽培をしながら自然栽培の土つくりのコツを伝えていきたいものです。

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ペットショップや動物園など動物を商品にするビジネスにとても疑問を持ちます。

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百年後。。。『昔の人間は、犬の首に縄をつけて奴隷にして楽しんでたんだよ』と学校で教えていたり

そんな未来人が会話していることも想像してしまいます。

私も犬を飼っていたことがあるので、人間だけでなく動物たちのご飯も気になって今までずっと調べてきました。

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前に牛舎の見学へいったときのお話もまたのせたいと思います。私がはじめて牛の涙を見たお話です。

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最後に

食用になる家畜

戦前は、日本は牛も馬も一緒に働く家族でした。家畜という概念はほとんどなかったようです。

675年に『肉食禁止令』が出されてから江戸時代まで長いこと日本人はお肉をあまり食べて来なかったので、明治から肉食解禁になっても最初の頃はお肉にネガティブなものを感じ隠語が生まれます。鶏=かしわ、鹿=もみじ、猪=ぼたん、馬=サクラなど表向きにはまだまだ肉食がタブーという空気感があったのかもしれません。縄文時代は野生動物を主に食べているようなイメージですが、縄文にもお米や発酵食や野菜が食べられていたことも、近年わかりつつあるそうです。

よくドングリも食べられていたようです。炭素14年代測定法などで近年さまざなことが明らかになってきているようです。決してお肉はダメとは思わないのですが、薬づけで虐待に近い飼育の動物のお肉を商品として毎日食べていることには違和感を感じます。

お肉は自分で殺して食べないのでなかなか見えない世界ですので、また家畜の詳しい状況なども今後のせて行けたらと思います。

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今回も、お付き合いくださり最後までありがとうございました🌱