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2020年傍聴席の記憶~9-10月~総評

9月は1日に千葉地裁にてバス運転手T被告人の過失運転致傷の事件を傍聴しました。証人尋問・被告人質問・論告弁論と一日で結審しました。一瞬の不注意で大変なことになると、他人事ではないと思いました。2日も千葉地裁にてコロナ給付金をすぐに払わないと役所を爆破すると脅迫した男N被告人の裁判を傍聴しました。威力業務妨害の事件でしたが滑稽だと思ってしまったのは市役所の問い合わせメールから送ったらしいのですがしっかりと自分の本名を名乗っていたと・・・。この事件も被告人質問・論告弁論と結審までいきました。7日は千葉地裁八日市場支部にて銚子市役所詐欺親子の親のSM被告人の公判を傍聴しました。この裁判も被告人質問・論告弁論と結審までいきました。銚子市役所は懲戒免職となったようで退職金がでなかったようです。執行猶予が付くことが予想されましたが代償はあまりに大きかったですね。

9日に東京高裁にて大手出版社社員で妻殺害事件のP被告人の控訴審第三回公判証人尋問を傍聴しました。注目していた事件で控訴審第一回から傍聴したかったのですが無事傍聴できてよかったです。15日には東京高裁にて沼津の傷害致死事件のS被告人の控訴審初公判を傍聴しました。否認していたのを翻して起訴内容を認めるとなったのですが被告人質問もありなかなか見応えありました。16日は千葉地裁にて実子虐待事件のI被告人の第三回証人尋問・被告人質問公判を傍聴しました。容疑を否認しているようですが弁解というか言い分がなかなかに・・・。この被告人はこの日のみの傍聴となりましたが有罪となったようで被告人が東京高裁に控訴したとのことです。タイミングが合えば控訴審傍聴したいと思います。

そして17日に水戸地裁にて生まれたばかりの実子を水戸の乳児院に置き去りにしたとして保護責任者遺棄罪に問われたI被告人の初公判を傍聴しました。本当に下世話ですがおそらく傍聴人の皆が気になっていたと思われるこの子供の父親についての質問を検察官がしてくれました。詳細は伏せますが、うーん被告人は男受けする感じなのですが、真面目な感じもするので以外でした・・・。そして23日には東京高裁にて印西放火殺人事件のK被告人(女性)とK被告人(男性)の控訴審判決公判を傍聴しました。ずっと公判を見てきたものとして一つの事件が終わるというのは感慨深いですね・・・。ただ被害者は尋常ではない恐怖の中にあったと・・・。このような大罪に対して償いなどできるのか?罪と罰について改めて考えましたね。24日は澁谷恭正被告人と同種事件ということで注目している小林遼被告人の初公判を東京高裁にて傍聴しました。控訴審も結構続きそうな感じでしてこの事件は追いかけていきたいと。

25日と28日には義父で木更津市議会議員殺害事件のI被告人の裁判員裁判第二回公判(証人尋問)・第三回公判(被告人質問)を傍聴しました。証人が違うと同じ事象に対しても解釈や主観が入るのでまったく別のストーリーになるんですね。そして28日はそのままさいたま地裁越谷支部にてエアガン脅迫M被告人の第二回公判を傍聴しました。といっても証拠の整理と今後の進行の確認だけだったので10分程度で終了しました。29日は栗原勇一郎被告人と被っていたため傍聴できなかった日本語学校理事殺害事件のT被告人の控訴審初公判を東京高裁にて傍聴しました。30日は静岡実子性的暴行事件のA被告人の控訴審第四回公判を傍聴しました。控訴審における最終弁論でした。

9月はなかなか理想的な傍聴ができました。仕事中の傍聴なので1時間程度だと予定が立てやすいというか。そういう意味では証人尋問・被告人質問・論告弁論までみれて1時間で帰れるというのは個人的に理想的でして、そういう公判が多かったので良かったです。逆に5分で終わると物足りないと思ってしまう・・・。まあ個人の勝手なのですが・・・。9月は乳児院置き去りのI被告人、小林遼被告人、沼津親戚の子傷害致死のS被告人、市役所爆破予告のN被告人などと1時間で満足いく傍聴できました。ただ松戸支部での警察官による飲酒運転と千葉地裁での流山強盗殺人事件元受刑者H被告人の初公判など傍聴できなかったのが残念ですね。

10月は1日の水戸地裁にて実子を水戸の乳児院に置き去りにしたI被告人の判決公判に始まり、5日の手T被告人の過失運転致傷の事件を傍聴しました。証人尋問・被告人質問・論告弁論と一日で結審しました。一瞬の不注意で大変なことになると、他人事ではないと思いました。2日も千葉地裁にてコロナ給付金をすぐに払わないと役所を爆破すると脅迫した男N被告人の裁判を傍聴しました。威力業務妨害の事件でしたが滑稽だと思ってしまったのは市役所の問い合わせメールから送ったらしいのですがしっかりと自分の本名を名乗っていたと・・・。この事件も被告人質問・論告弁論と結審までいきました。7日は千葉地裁八日市場支部にて銚子市役所詐欺親子の親のSM被告人の公判を傍聴しました。この裁判も被告人質問・論告弁論と結審までいきました。銚子市役所は懲戒免職となったようで退職金がでなかったようです。執行猶予が付くことが予想されましたが代償はあまりに大きかったですね。


9日に東京高裁にて大手出版社社員で妻殺害事件のP被告人の控訴審第三回公判証人尋問を傍聴しました。注目していた事件で控訴審第一回から傍聴したかったのですが無事傍聴できてよかったです。15日には東京高裁にて沼津の傷害致死事件のS被告人の控訴審初公判を傍聴しました。否認していたのを翻して起訴内容を認めるとなったのですが被告人質問もありなかなか見応えありました。16日は千葉地裁にて実子虐待事件のI被告人の第三回証人尋問・被告人質問公判を傍聴しました。容疑を否認しているようですが弁解というか言い分がなかなかに・・・。この被告人はこの日のみの傍聴となりましたが有罪となったようで被告人が東京高裁に控訴したとのことです。タイミングが合えば控訴審傍聴したいと思います。


そして17日に水戸地裁にて生まれたばかりの実子を水戸の乳児院に置き去りにしたとして保護責任者遺棄罪に問われたI被告人の初公判を傍聴しました。本当に下世話ですがおそらく傍聴人の皆が気になっていたと思われるこの子供の父親についての質問を検察官がしてくれました。詳細は伏せますが、うーん被告人は男受けする感じなのですが、真面目な感じもするので以外でした・・・。そして23日には東京高裁にて印西放火殺人事件のK被告人(女性)とK被告人(男性)の控訴審判決公判を傍聴しました。ずっと公判を見てきたものとして一つの事件が終わるというのは感慨深いですね・・・。ただ被害者は尋常ではない恐怖の中にあったと・・・。このような大罪に対して償いなどできるのか?罪と罰について改めて考えましたね。24日は澁谷恭正被告人と同種事件ということで注目している小林遼被告人の初公判を東京高裁にて傍聴しました。控訴審も結構続きそうな感じでしてこの事件は追いかけていきたいと。


25日と28日には義父で木更津市議会議員殺害事件のI被告人の裁判員裁判第二回公判(証人尋問)・第三回公判(被告人質問)を傍聴しました。証人が違うと同じ事象に対しても解釈や主観が入るのでまったく別のストーリーになるんですね。そして28日はそのままさいたま地裁越谷支部にてエアガン脅迫M被告人の第二回公判を傍聴しました。といっても証拠の整理と今後の進行の確認だけだったので10分程度で終了しました。29日は栗原勇一郎被告人と被っていたため傍聴できなかった日本語学校理事殺害事件のT被告人の控訴審初公判を東京高裁にて傍聴しました。30日は静岡実子性的暴行事件のA被告人の控訴審第四回公判を傍聴しました。控訴審における最終弁論でした。


9月はなかなか理想的な傍聴ができました。仕事中の傍聴なので1時間程度だと予定が立てやすいというか。そういう意味では証人尋問・被告人質問・論告弁論までみれて1時間で帰れるというのは個人的に理想的でして、そういう公判が多かったので良かったです。逆に5分で終わると物足りないと思ってしまう・・・。まあ個人の勝手なのですが・・・。9月は乳児院置き去りのI被告人、小林遼被告人、沼津親戚の子傷害致死のS被告人、市役所爆破予告のN被告人などと1時間で満足いく傍聴できました。ただ松戸支部での警察官による飲酒運転と千葉地裁での流山強盗殺人事件元受刑者H被告人の初公判など傍聴できなかったのが残念ですね。


10月は1日の水戸地裁にて実子を水戸の乳児院に置き去りにしたI被告人の判決公判に始まり、5日の澁谷恭正被告人控訴審第六回公判(控訴審における検察側弁論及び被害者の父母による意見陳述)を東京高裁にて傍聴しました。そして7日に千葉地裁にて流山強盗殺人事件元受刑者H被告人の建造物侵入・窃盗・窃盗未遂の第二回公判を傍聴しました。その後夕方に東京高裁にて草加の連れ後虐待事件T被告人の控訴審初公判を傍聴しました。8日は千葉地裁松戸支部にてインプレッサ強殺事件Iの元共犯者Aの覚せい剤取締法違反事件の初公判と東京高裁にて沼津親戚の子供傷害致死事件のS被告人の控訴審判決公判を傍聴しました。7日と8日は裁判自体は各10分程度だったのですが仕事・傍聴・仕事・傍聴・仕事ととにかく疲れたなという日でした。

14日には山梨のキャンプ場にて行方不明になっているOMさんの母親に脅迫メールを送ったとされるZ被告人の初公判を千葉地裁にて傍聴しました。Z被告人は活舌が悪いのと服装がとても印象的でした。裁判に臨む服装なのか・・・あれが・・・。帰りに記者に囲まれてインタビュー受けてましたが弁護人に必死に止められてました。Z被告人は話したかったんでしょうか遠くから見ただけなのでよくわかりませんが・・・。16日には松戸支部にて知人に紹介していただいた事件を傍聴しました。被告人質問でした。違法なものが入った箱があったとしてその中に違法物があったのか?それを開けて確認したのか?といったことを証明するのは至難の業ですね。19日はエアガン脅迫男M被告人の第三回公判(警察官による証人尋問)をさいたま地裁越谷支部にて傍聴しました。

21日東京高裁にて湯沢温泉村村議のT被告人の控訴審初公判と草加市の連れ子傷害事件のT被告人の控訴審判決公判を傍聴しました。この連れ子傷害事件のT被告人はさいたま地裁の初公判から控訴審判決まですべて傍聴できたので記憶に残る被告人の一人ではあるのですが・・・。一審の被告に質問では涙ながらに後悔と反省の弁を述べてたんですが、あくまでも個人的にですが本当の意味で被害者のこと考えてるのかと・・・。もう意識を取り戻すことは難しいと医者からも判断されてて・・・。本当に人生を奪われたんですから心からの公開をこれからの受刑生活でして欲しいですね。虐待の態様も悪く、検察官の論告でも指摘してましたが事実上の傷害致死なんですから。22日はさいたま地裁にて障害者施設での暴行事件U被告人の初公判を傍聴しました。27日に千葉地裁松戸支部にて器物損壊や窃盗などのK被告人追起訴審理を傍聴しました。22日と27日の公判は各20分程度で仕事のついでという感じでしたね・・・。

そして28日はどうしても傍聴したかったコンビニ店員による客への傷害事件H被告人の初公判を傍聴しました。予定では一時間枠だったのですがDVD再生や尋問が長引いたこともあり40分程度超過しました。ただこの日は証人尋問・被告人質問・論告弁論まで審理が進みました。しっかり傍聴したなと久しぶりに思いました。ここのところ10~20分で終了する裁判が続いていたので。29日は東京高裁にて大木勇作被告人の控訴審初公判と大手出版社社員P被告人の控訴審第四回公判を傍聴しました。大木勇作被告人は公判出席しないと思いましたが出席しました。P被告人は控訴審における最終弁論だったのですがS弁護人の弁論わかりやすかったです。控訴審第三回公判からしか傍聴してなかったのですが事件概要が頭に入ってきました。

10月特に乳児院置き去り事件のI被告人の判決、澁谷恭正被告人控訴審第六回公判、千葉地裁の脅迫事件Z被告人と傷害事件H被告人の公判傍聴できたのがよかったです。I被告人は最後の裁判長の「とてもかわいらしいお子さん。この子のためにできること考えてこれから生活して欲しい」というような言葉が印象に残ってますね。澁谷恭正被告人控訴審第六回公判では被害者ご遺族の父母の言葉が胸に迫りました。これから将来が楽しみだった被害者の無念を何とか晴らそうとする両親の姿に親としての覚悟と月並みですが愛を感じましたね。このご両親に育てられた被害者は本当に将来が楽しみだったのに・・・。Z被告人はインターネットのデマ情報を信じて母親を脅迫したと被告人質問で答えてたけど、今度はそのインターネットで真実ではないと思われる情報を拡散していた男が逮捕・起訴されてんだよな。オレオレ詐欺でいうところの受け子がZだとするともっと大本の首謀者が逮捕・起訴されたということか?この男の裁判も今年開かれるだろうから傍聴行かないとな。それとH被告人の公判では犯行の様子がモニターに映し出されました。こういった事件の犯行の様子をそのまま流すのは賛否あるだろうけど公開の法廷の原則に立てばそれも当然。K裁判長の判断に敬意を示したいですね。証人尋問・被告人質問も興味深い内容であっという間に公判終わったなという印象だったな。

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