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樹木葬の需要について 補足

先日の投稿で一般墓と樹木葬墓の需要について触れ、樹木葬の需要は今後も拡大していくとお話をしました。

一般墓と樹木葬墓の需要 
https://note.com/366_study/n/n93e516776dba

宗教法人が運営する樹木葬墓の増加の他、樹木葬区画を設置する公営墓地も増えつつあり、全国的に広がりを見せています(公営の霊園で国内初の樹木葬を導入したのは横浜市ですが、2019年に樹木葬区画を開いた京都市深草墓園など、広がりを見せています)。

本年2021年6月6日にも、公営墓地である大阪北摂霊園に、ドイツ型樹木葬「北摂の樹木葬 木もれびと星の里」がオープンしました。
ドイツ型とは、里山型の樹木葬と同じく山や森そのものをお墓として、木の根元に焼骨を埋葬します。森の中へは自由に出入りでき、ピクニックや散歩をしながら、故人や森林を身近に感じつつ保全をしていくという、ドイツやスイスで普及している形です。

前回の記事でも述べたとおり、生涯未婚率の上昇と少子化の影響や自宅の近隣にお墓を求める利用者のニーズの変化により、1990年頃を境に、郊外に位置する大阪北摂霊園の一般墓の利用区画数は減少に転じ、人気が高まっている樹木葬の開設を試みたとのこと。

宗教法人が運営する樹木葬と公営墓地の樹木葬、それぞれメリットデメリット――樹木葬のタイプ、アクセスの良さ、価格、デザイン――様々ありますが、樹木葬墓の需要についての補足とさせていただきます。

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