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薫る子とは、何者か?

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今一番興味があることが、「わたしの存在」。それを日々観察していると、科学的であったり哲学的であったり宗教的であったり、と混沌たる中で自分を見つめている。その中での私の存在、自分と…
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#1日1エッセイ

夢から醒めた

開かずの扉が音を立て始めたのは、いつからだったのだろう。人生にはある日突然悲しみの雨が降…

薫る子
3年前
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元から女子

2020年有限時間の余裕と余白を作りだしてから、新しく始めてみたことがある。それは、世間的に…

薫る子
3年前
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5月6日に立夏を迎え、昨日は母の日。 季節は確実に移ろいを魅せてくれます。 母の日にカーネ…

薫る子
4年前
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からだは星からできている

2020年11月20日、その日は母親の71歳の誕生日だった。当日は、プレゼントとケーキを持って、彼…

薫る子
3年前
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見た目的

うん?今朝両足の太腿が筋肉痛だ。走っても無いし筋トレもしてない、週の終わり金曜日はいつも…

薫る子
3年前
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わたしから消えていく

先日、年に一度の誕生日を迎えた。 8月16日夏真っ盛りの暑い日に私は産まれた。予定日は8…

薫る子
3年前
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へウレーカ!

ワタシハ、ナンデナンデセイカラヤッテキタウチュウジンダ。 私の口癖の一つ、「なんで?」 人との対話の中で、心に引っかかることが有れば、目の前の人によく聞いてきた。「えっ?なんで?」と。 今のこの世の中では、めんどくさがられることが多いが、それでも聞き続けてきた。 なぜか? それは、自分以外の考え方やものの見方、新しい意味や言葉を知りたいからだ。単純に目の前の人間に興味がある。ただそれだけの、とてもシンプルな理由だった。 でも、もっと興味を持つ人間がいた。それは、自分自身

自分の心に素直に生きる

結婚は一度きり、結婚は続けるもの、そうとも限らない。 なぜって?だって、私は3回結婚し、…

薫る子
3年前
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風の万華鏡

ここ最近、暑さが増し、夏はすぐそこでお待ちだ。 少し前までは風がよく吹き、歩いていても、…

薫る子
4年前
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産まれてきてくれてありがとう

我が親愛なる孫の薫子へ  byママより登場人物は、母と私。 祖母の人生で、彼女が訪れた場所、…

薫る子
4年前
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感覚器官の一つ【嗅覚】を使い労使トラブルは減少するのか?

社労士になってから数多くの労使問題の話を聞いて来た。労使と言えども、結局のところは人と人…

薫る子
4年前
7

語りづらいことや闘いこそ、本当に語られるべき物語だ

「生の中で、一番語りづらいことや闘いこそ、本当に語られるべき物語、闘いだ。」 この場所で…

薫る子
4年前
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私を構成する原子と相性抜群のα-ピネン

精神的物理的に、余白を手に入れたおかげで、精油達と向き合える時間が増えた。 一つ一つの精…

薫る子
4年前
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リフレイン

毎晩、岩塩と精油、彼らとの甘い時間は、私にとってなくてはならないぼんやりできる時間だ。 白い湯気が立ち込める中、目に見えない彼らを心と嗅覚で感じる。 見えないから無くは無く、私の嗅覚は彼らをしっかり認知することができる。浴槽の中では、五感が1日かけキャッチした情報が全てクリーニングされ、洗い立ての五感に戻る。 ・ そのバスタイムで、毎日毎日必ずすることがある。 それは、耳に意識を集中させることだ。 何か音がするのではないが、耳に届く音があるのだ。 私が、その名を「静寂の