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【🎁 テンプレート配布】Notion でプロダクトバックログ・開発バックログを運用する【アジャイル開発】

こんにちは、Notion アンバサダーの円谷です。

今週のマガジンでは、IT 企業でよく用いられるタスク管理手法である「プロダクトバックログ・開発バックログ」のテンプレートを紹介したいと思います。実際に僕たちの会社でも使っているものをテンプレート化したものになります。

💁‍♀️ エンジニアやプロダクトマネージャーの方など、チームで開発を行っている方の参考になればと思います。例によって、記事の最後にはテンプレートのリンクを貼っておいたので、もしよければ複製してお使いください。


プロダクトバックログとは?

そもそもプロダクトバックログとは何なのか?簡単に説明します。世界的に有名なタスク管理ツールである Jira を作っている会社 Atlassian の記事によると、以下のような言葉で表現されています。

プロダクトバックログとは、ロードマップと要件に基づいて開発チームが行う作業に優先順位を設定したリストです。 プロダクト バックログの一番上に最重要項目が表示されるので、チームは最初に取り掛かることがわかります。

プロダクトバックログ: 究極の行動リスト | Atlassian より)

「何をどの順番で作るか」が見える化されているため、ステークホルダー全員がプロダクトバックログを参照することで、現在のプロジェクトの状態や、将来の機能についてひと目で理解できるようになっています。

プロダクトバックログはこういう形でなければいけない!という絶対的な雛形は存在しないのですが、ロードマップよりもより具体的で、後述する開発バックログよりも抽象的な立ち位置です。僕たちの会社では Why(なぜ作るか)と What(何を作るか)、When(いつ作るか)について、このプロダクトバックログで管理するようにしています。

実際に会社で使用しているプロダクトバックログ

どのような運用をしているのか?

僕たちはプロダクトバックログのデータベースを軸にして、ざっくり以下の5つのステップを踏んで開発を進めています(カッコ内は使うデータベース名です)

  1. 起票(プロダクトバックログ)

  2. リファインメント(プロダクトバックログ)

  3. タスクに分解(プロダクトバックログ → 開発バックログ)

  4. アサイン・実装(開発バックログ)

  5. レビュー・リリース(プロダクトバックログ・リリース)

次の章から、それぞれのステップでどのような Notion データベースを使い、運用しているのかについて具体的に解説していきたいと思います。

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