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1000日チャレンジ:書評

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1000日チャレンジで書いている「本」のコラムです。 ビジネスパーソンにおすすめの小説、ノンフィクション、語学の本多め。
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#マンガ

基礎の反復で壁を越える『少年の名はジルベール』 #83

この記事は、個人ブログに移しました。ご了承ください。よかったら、こちらのリンクからご覧く…

mame
5年前
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ゆるやかに、大らかに、自分のペースを守る生き方 『大家さんと僕』 #620

「どうせなら、かっこいいおばあちゃんになりたいよね」 友人とそう語り合っていたのですが、…

mame
3年前
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生と死の象徴が示す世界のリアル 『火の鳥』 #399

永遠の時を生きる伝説上の鳥「フェニックス」は、古代エジプト神話に登場する鳥ベンヌが原型だ…

mame
4年前
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ピカピカの靴で出かけたい 『大東京ビンボー生活マニュアル』 #283

怒らない人、というのは信じてもいいのか、気持ちを隠しているのか、ちょっと戸惑うことがあり…

mame
4年前
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“自分を知る旅”の雑学 『MASTERキートン』 #282

子どもの頃、親戚の集まりで大人たちが言うアレが嫌いでした。お酒の匂い、タバコの煙、母たち…

mame
4年前
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生きる力を養うシェルター 『エイリアン通り』 #281

「代表作」は、作者にとって誇りなのか、重荷なのか。どのくらい影響を与える言葉なのでしょう…

mame
4年前
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名前よりも、肩書きよりも、“人”をみつめて 『CIPHER』 #280

映画「エデンの東」をいまの視点で見ると、ジェームズ・ディーン演じるキャルは「中二病」ですよね。家族の秘密を知りたがり、親の愛を疑う。「クレクレ厨」とも言えるかもしれない。 かっこいいからなんでも許せるんですけど。 この「エデンの東」と、聖書の「カインとアベル」の物語をモチーフとしたマンガが成田美名子さんの『CIPHER』です。 主人公はサイファとシヴァという双子の兄弟です。彼らにはある秘密があって、ある日、それを同じ学校に通うアニスに知られてしまいます。秘密を暴露されな

変化のタネは自分の中に  『Alexandrite』 #279

光によって、色が変化する宝石があるのだそうです。代表的なのが「アレキサンドライト」。太陽…

mame
4年前
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自分の居場所を探す旅 『NATURAL』 #278

「申し訳ありません。すいません」 簡単に謝罪の言葉を言う後輩に、「なんで謝るの?」と聞い…

mame
4年前
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迷える青年の成長ストーリー 『花よりも花の如く』 #277

校正者の職業病は「眼精疲労」と「肩こり」です。「腰痛」もかな。 ほとんどの人がナナメ読み…

mame
4年前
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抱腹絶倒の夢を追う 『空想科学読本』 #275

「SF(Science Fiction)」とは、科学的な空想にもとづいたフィクションのこと。小説、マンガ…

mame
4年前
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母の呪縛からの脱出 『イマジン』 #244

真っ暗な闇の中。一筋の光もなく、自分が目を開けているのか、閉じているのかも分からない。そ…

mame
4年前
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マイルールにとらわれること 『天才柳沢教授の生活』#212

自分のやりたいことをやって、言いたいことはちゃんと言って、アホとは付き合わず、無駄は排除…

mame
4年前
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結婚という異文化理解を笑いで包む 『ダーリンは外国人』#211

「結婚はまさしく、相互の誤解にもとづくものである」 アイルランド出身の作家オスカー・ワイルドの言葉です。いい方に誤解しあっている間は仲良しでいられるのでしょうけれど、誤解から覚めてからが勝負。そこからが本当の「結婚」であり、「人生のパートナー」となれるかどうかが決まるのかもしれない。 同じ国出身者でも常識や習慣は人それぞれ。生活に関わる一つひとつの出来事をすべてすり合わせていくのですから、結婚って本当に一大事業ですよね。 そんなパートナーが外国人だったら。しかもかなり個