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オフ・ブロードウェイ奮闘記(中谷美紀)

中谷美紀さん、お綺麗な方だと思いますが単身でインド旅行へ行ってしまうほどのキモのすわった方?です。

そんな方が、長期間にわたって演じた舞台について記した日記が一冊の本になりました。

共演者は、あのミハイル・バリシニコフさん。

「どの?」という方は、こちらをご参照ください。

とはいえ私も、これを見るまでは「どなた?」でした。

本のタイトルにある「オフ・ブロードウェイ」とは、

今回、中谷さんたちが演じた舞台「猟銃」についての詳細はこちら。

特徴は、中谷さんが1時間半しゃべりっぱなしだという事です。1人3役を演じていまして、バリシニコフさんのほうは無言らしいです。「よくそんな役を引き受けたなぁ」と私はただただビックリ。やっぱりインドで一人で行くだけのキモがすわっている方だと思います。

この舞台についての日記を記録したことについての理由はこちらにあります。

とんでもないレジェンドとの共演を克明に記録しておきたかったのでしょう。

ただ、途中で体調を崩したり、途中で帰国しようと思う事態が起こったり、日本人としての矜持を示さなければと思うような事件があったり、上演期間は短いものの、いろいろ大変なことが立て続けに起こっています。
そもそも膨大なセリフを記憶するだけでも大変なことです。すさまじい記憶力と演者・プロの誇りを感じることができます。

でもって文中に出てくるのは、芸能界に疎い私でもわかるようなビッグスターが続々と。

中谷さんファンのみならず、舞台にご興味のある方はおもしろく読めると思います。


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