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体力をつけたいが、体力をつける体力がないので結局体力がない

切実に体力をつけたい。
障害があっても仕事と趣味を目一杯やりたいと思うから。でも体力は年を重ねるほどに加速度的に低下している。怖い。

(体力 たい-りょく)
労働や運動に耐える身体の力。また、病気に対する抵抗力 -------------goo辞典より

労働も適度な運動ももちろん継続できたら最高だなと思う。でもこのままでは不可能なのでは、と強い危機感がある。30歳になり体の老化が倍速で進んでいるような気がするのだ。
元々ある歩行障害だけではない、足は骨盤につながり体全体を支えている。歩き方に異常があると、それを修正しようと骨盤が歪みはじめ、背骨は曲がり腰痛に悩まされている。膝も痛い。肩に力が入り万年肩凝りだ。最近は年に数回謎の痙攣発作が襲う。パニック発作もまだ油断できない。元々体が固く緊張しやすいので発作が起こると体がブリキみたいにガチガチになる。

明らかに自分の体が変わっていく現実を受け止められず、泣きたい気持ちになる。まだ30代頭なのに体は老婆みたい、と生理前には絶望で勝手に涙が出てくる。

障害者枠での入社なので、休みのタイミングやシフト管理、勤務時間などできる限りの配慮はしてもらっている。残業もほとんどない。
だが、朝起きてご飯を作って着替えてメイクしてお弁当つめて通勤した時点でその日の体力70%は消費している。新卒の時は、辛いながらもほぼ毎日残業ができた。今はもうとても無理だ。最近リハビリの病院も会社近くの場所に変えた。前の病院は行き帰りの歩き移動の負担だけでリハビリの成果がチャラになってしまっていたから。

仰向けになる。脚のハリをほぐすマッサージをしてもらい、動きの確認をしてもらう。仰向き、うつぶせ、歩行確認にストレッチの実施。一時間未満のリハビリでもヘトヘトだ。腹筋や背筋、「筋肉をつけて基礎代謝をあげ、スマートな体型に」なんて全く到達できない領域なのではないかと思う。

仕事も続けていきたい、ダイエットもしたいし年々とれにくくなってきた脂肪も取りたい。起きて「疲れた...」と呟き、そのあと仕事でヘロヘロになって、お風呂に入るのにも着替えるにも「疲れた...」と何回も呟く生活をなんとか変えたい。でも新しいことを始める気力と体力は残っていない。

障害があるから不安なだけではない。
年々襲ってくる「老化」のできる限りの予防策をとっても、健やかな未来が想像できないことが恐ろしい。

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