Steal with Pride | マジカルナンバー 4±1 (マジックナンバー 3)
人間の記憶の種類は、3 つあると言われています。
一瞬だけの感覚記憶、15-30 秒程度の短期記憶、そして、半永久的な長期記憶です。
一期一会のプレゼン機会で、意識すべきは、短期記憶。
では、どうしたら、限られた持ち時間で、聴き手の短期記憶に効果的に働きかけられるのか?
そのテクニックとして知られているのが、古くは、ハーバード大学の心理学者ジョージ・ミラー教授が 1956 年に提唱した 7±2 と呼ばれるもの。当時は、人間が一度に記憶できる限界は 5-9 個くらいとされていました。
ただし、最近では、アメリカのミズーリ大学の心理学者ネルソン・コーワン教授が 2001 年に提唱した 4±1 が主流です。たしかに、5-9 個よりも 3-5 個の方が覚えやすいです。
「パーソナルコンピューターはパソコン、プレゼンテーションはプレゼン、木村拓哉はキムタク」など、四文字略語の方が記憶に残りやすいですよね。
ちなみに、安全を取るなら、3 つが無難です。
みなさんも「要点は 3 つにまとめろ!」なんて言われたことありませんか?コンサルがよく使う手法です。
スライド作成においては、色やフォントサイズ、表や図形に至るまで、使用する要素の数を絞り込みましょう!
また、プレゼンにおいては、ハイライトしたいポイントを 3-5 個に収める
と聴き手に伝わりやすくなります!
FYI:併せて 「Steal with Pride」「毎回を神回にする」シリーズもどうぞ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?