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コミュニケーションを円滑にする自己開示。そこから見えてきたHSPに必要なお試し期間

今週のクラブハウスで自己開示について話されていました。精神科医とゆるトーク伊豆はるかさんの「やりたいことをやって人生を楽しみ尽くす対談部屋【なかなかできない自己開示の大切さ】というテーマでした。

私がチューターとしてお手伝いさせて頂いている、はるかさん主催のMLC(マルチライファーズクラブ)でも、メンバー同士が積極的に自己開示することで、大きな自己変容を遂げていっています。

そこでは普段友人と交わすレベルよりも、深くて濃厚な自己開示が活発に行われています。

それにより太い絆が結ばれた、安心安全な環境の中で、自分を出して色んなことに挑戦していく。そういう中でこそ、自分の世界観が研ぎ澄まされていくのかもしれません。


さて、この自己開示という言葉。なんだか良さそうというニュアンスは伝わったかと思います。

私は十数年前にキャリアカウンセリング養成講座を受けて以来、もうおなじみの言葉なのですが、耳慣れない方もいらっしゃると思うので、そもそもの意味を載せておきますね。

Wikipediaによる自己開示の定義

自己開示(じこかいじ、英語: self-disclosure)とは、1971年、臨床心理学者シドニー・ジュラード (Sydney Jourard) によってはじめて用いられ、言語という手段により自分自身に関する情報を、とくに意図を込めることなくありのままに伝えることとされる。

ただし、本人が自分自身の姿を正確に認識していない場合も多く、また受け手にもバイアスがあるため誤認する可能性もある。そのため、意図を正確に伝達することが難しい場合もある。

自己開示には、返報性の現象がみられる。このため、自己開示の受け手が相手の開示した情報と同じ程度の情報を開示することがあるとされる。

つまり、自分からありのままの自分の姿を言語化して伝えると、相手も心を開いて、ありのままの自分を伝える勇気を持てる、いう法則が見えてきます。

対人支援者の活用

相手に心を開いて欲しいときは、まずは自分から自己開示する姿勢が大切ということですね。

相手と信頼関係を構築する上で、大切なコミュニケーションスキルだと思います。

伝えたいことが多くて一方通行になってしまう場合もあると思います。そんなときは、こちらの投げかけが多すぎて、相手にとってはドッヂボールになっていないか?と振り返る。

そういうときにも自己開示は有効だと思います。

関係を再構築するために、こちらからまず自己開示。相手に歩み寄るキャッチボールの1つの投げ方として、自己開示を使ってみてください。

HSPさんが新しいことを始めるときに必要なお試し期間

ここでしょうもない自己開示をしますと、伊豆はるかさんが主催しているMLC(マルチライファーズクラブ)チューターという立場上、アナウンスがあってから、すぐにクラブハウスに参加した方が良いと頭では分かっていたので、登録はすぐ済ませたのです。

が、HSPセンサーが作動して、実際リスナーとして参加するまでに3ヶ月かかりました

登壇ではなく、いちリスナーというところが、HSPの繊細ポイントです(笑)。

というのも電話番号で登録するので、繋がりたくない人とつながってしまった(汗)というハプニングや、参加した方の時間泥棒になるという感想(それは嫌だな)など、小さなネガティブ情報が積み重なってしまい、気持ちを重くしていたことが原因だと思います。

今では自分の中で、参加の条件を定義づけることができたので、毎朝順調にリスナーとして参加しています。

最近判明したのは、新しいことに挑戦するときは3ヶ月間はお試し期間だと自分の中で定義づけて、様子を見た方が良いということ(私の場合)。

大阪弁で言うと、その期間は、絶賛わちゃわちゃ中みたいな感じになるらしいです(笑)。

今後新しいことにチャレンジするときは、押し寄せる情報に混乱したり、それによって気分が上下したりするのは、一定期間内は想定内とプランしておく。そうすると、自分の中で収まりがいいと感じました。

実際、今回5月にスタートしたオンラインコミュニティのグループワークチューター初挑戦で、こうした自分の傾向が分かりました。

開始後3ヶ月経った今、やっと気持ちに余裕が持てて、楽しめるようになったのです。

今回はお手伝いしている主催者側のご都合で急遽開始することになり、しっかり準備期間も持てないまま本番突入。しっかり準備して、見通しを立ててから進めたい私にとっては、もうこれだけで本意ではないのです(涙)。

保全性が高い私は、先輩のケースを見学したり、色んな事例の情報収集をしたり、しっかり準備してから臨みたい、と思ってしまう慎重派。でも今回は先例がない。未知数ばかり。

とはいえ、チューターになる条件も定められているので、誰でも良いわけでもない。かなり消去法的な考えだけど、自分がやるしかないと腹をくくれたので、えいやっと自分で勢いをつけてスタートした経緯があります。

やってみて初めて分かる世界

スタートして始めて分かる、主催者側の意向とこちらの想いとのズレ。それをミーティングで調整しながら、お互い納得のいく着地点を見つけていく。

グループファシリテーションはリアルでしかやったことないし、それも10年以上も前のこと。オンラインならではのハプニングもあり、それは本当にもう、やってみないと分からないことばかり。

とはいえ、挑戦したからこそ見えて来た世界でもあるのです。

キャリアは固有のものだから、個別相談じゃないと意味がない、という固定観念をひっくり返された感じでした。

自分のキャパシティからしても、マンツーマンしか対応できない、と思っていたのですが、やればできることが分かったのも大きな収穫です。

まだまだ課題はありますけどね。しかも色々な人に相談に乗ってもらい支えていただきながら、走ってきましたので、自分一人では乗り越えられなかったと思います。

それでも、自分の新境地が見えたのは大きな収穫でした。人数も3〜4人ぐらいだったら、セミナー形式もイケるかもしれない、と自分の天井が高くなった気分です。

HSPでも保全性が高くても、緊急度が高くて必要性が高いと、動きながら考えるという新しいスタイルにも挑戦できたこと。

それが分かったことは大きな進歩だし、チャレンジできた自分を褒めてあげたいと、改めて思えた出来事でした。

noteで自己開示する効用

こうして書いてくると、最初は自己開示について語るはずが、いつの間にか自分の自己開示につながり、そこで書きながら思考を整理するというプロセスを通して、自分の傾向と対策、成長した自分が見えてくるという展開をみせました。

noteに発信することで、自己開示は大切だと再確認できたので、次回からもどんどん自己開示してみようと思います!


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