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適応障害という、鬱の一歩手前の状態
鬱病という病名は誰しも聞いたことがあるでしょう。では、適応障害はどうですか?
適応障害とはストレス因子によって著しい苦痛が生じており、そのストレス因子が無くなれば症状が無くなる精神障害です。
鬱病は想定されるストレス因子から離れてもすぐに治りません。
会社や学校に行きたくない症候群は十中八九適応障害です。
仕事を変えるか、異動するか、転職する、または転校する等環境を変えると必ず症状が改善します。
私の会社は適応障害の方がかなり多いです。私自身もそうでした。営業の時に発症し、異動して改善しました。
なんだ、それならソリューションあるし安心だね。と思うかもしれません。
ここでお伝えしたい厄介なことは、適応障害状態の時は「先が真っ暗な細い崖を歩き、脳がぞくぞくする感覚」が頭でループします。常に緊張した状態です。安眠は期待できません。こんな状態の時ソリューションを考える余裕などありません。実際、環境を変えるのはパワーが必要です。
では、どうするか。ストレスのかかりそうな状況に一歩踏み込もうとする自分自身に気づいてください。予防療法に近い考えです。適応障害になる可能性を、ストレスに相対しそうな時に念頭に常に置いておくのです。
「この仕事を受け持ったらやばいかもしれない。」「あのプロジェクトが始まると、数ヶ月残業が続きそうだ。」
このように心と身体の変化の準備をしましょう。
「もしかしたら自分が潰れてしまうかもしれない」という考えを恐れずに持ってください。
適応障害になるのは責任感の強い人が多いというのはとても悲しい皮肉な話です。
仕事も大事なのはわかります。ただし絶対にあなたの健康や生命を上回りません。この事実を一点の曇りもなく心で確信してください。
仕事などで悩んだ時、この記事を思い出していただけたら幸いです。
私が適応障害になった時の話も今度書く予定です。
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