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【ただの日記】終わりよければ全て良し。


今日はニ限から授業だった。

学校に着き、ボケーっとしていたら午前の授業は瞬で終わった。
気づけば同期と昼ごはんを食べに行く時間になった。

1.親睦

今日は雨だからなのか、みんなおにぎりを持ってきていて外食はしないと言う人が多かったため、ご飯を外へ食べ行く組が僕ともう一人しかいなかった。

つまり、外食するとなると二人でのサシ飯になる。

彼は、中身は優秀なのだが見た目がイカつい。
アクセサリー・ストリート系・イェイ!って感じだ。服の話をすると、面白いくらいに価値観は合わない。また、今までそいつと二人でご飯に行ったことなどはない。普段から僕らは大人数で行動するため、サシになることなどないのである。

そんな彼はこんなことを言った。
「二人でサシ飯気まずくない?大丈夫?」と。

うん、言いたいことはとてもよく分かる。
初めてのサシって気まずいよな、非常に共感。と僕も思いながら「いや、気まずいわけないだろ。サシでディズニー行けるわ!」と口から出まかせを言うと、「だよな、行くか!」と返され、勢いで二人で中華へと繰り出した。

そこでの会話の内容は研究室の後輩についてが大半だった。割と話は弾んだ。

というのも、研究室の後輩にちょっと尖った後輩がいて、彼を見下してくるのだそう。選民思想っぽい考え方で、俺は先輩よりできますよという舐め具合を感じるらしい。
最近気にかかった言動は、「先輩修論進んでるんですか〜?え、俺の方が進んでますよ」らしい。

僕はその後輩とあまり絡んだことがない。よって、普通に優秀な後輩としか認識していなかったため、共感のコメントはしようがなかった。
上下関係の距離感って難しいよなー的なことを話した。舐めるのと親しくするのは紙一重なのだ。

また、後輩に舐められるのは後輩のせいじゃなくて先輩の不甲斐なさだと、部活の経験を踏まえて感じる一方で、ある程度の距離感・礼儀も後輩側には必要だよなという話をした。

まぁそんな話をしていくなかで、同期の一人との距離感が縮まったようで良かった。

2.卒業の危機。

三限・四限の授業。
授業中、ipadでレジュメを見て、macbookで授業に関連することやしないことを調べていた。

少し画面を倒したくなり、画面を若干押したのだが、するとなんとなんと、画面が真っ暗に暗転したのだった。

パソコンがぶっ壊れた瞬間だった

僕は最初、「はいはいフリーズね」と軽く考えていたのだが、強制終了しても、再起動しても、画面がつかなかったため、焦りに変わった。
四限終わった後には修論指導があるのに…

パソコンが壊れたままでは指導は受けられない。
所謂ぴえんどころではない。

三限が終わったタイミングで、担当教授に事情を伝えに行った。指導日を別の日にしてもらい、今日これからApple Storeに持っていく旨を伝えた。
修理の予約が当日で可能なのが、銀座のApple Storeだけだったため、そこを予約し、持っていくことにした。

銀座……。
今日、サンダル履かなくて本当によかったなと心から思った。

3.ザギンでシースー

先に言うが、シースーは食ってない。
言いたかっただけである。

銀座に着く。
駅に金かけすぎだろ。というのが度々思う感想。

こんなとこに大理石!?
こんなとこに美術品の展示!?
といちいち目をつけたら田舎者。
一人の田舎者は迷いながらも地上に出た。

銀座はやっぱ上品だな〜というのが次の感想。

街並みとかタイルとかビルのデザインとかが非常に綺麗だ。その中で食事を摂るマダムたちも良いご身分なのだろう。いいなぁ、ちょっと食べてるもの分けてくれないかしら。

と思いながらApple Storeに向かう。

Apple Store前には店員さんたちが店前に四人立っていた。予約バーコードを見せて店内に入店。

はじめましてApple Store。

中には店員さんがわんさかいる。
たしか、3カ国語喋れるとApple Storeのバイトがしやすいとかなんとか聴いた気がする。

僕の高校の同期の黒人の人が、英語・日本語・何とか語の三か国語喋れるため、Apple Storeでバイドをしたらしいということを思い出した。

ここにいる人たちはみんな語学堪能なのかなと思いながらガラス張りのエレベーターに乗る。

Apple Store自体はじめましてなので、スケスケなエレベーターと店内のモダンな内装にちょっと感動した。

四階に行き、カウンターの椅子に座る。

MacBook専門の店員さんが来る前に、普通の店員さんが問診して、いろんな機材を駆使して状態を確認してくれた。どうやら、ディスプレイが壊れた可能性が高いらしい。

まぁ、五年も使ってれば壊れるか。と思った。
修理には最低でも六万かかるらしい。
新しいmacbookairなら十万ちょいで、今使っているやつよりスペックが高いらしい。

六万かかるんだったらそっち買おうかな。と考えていると、MacBookの専門家が別の席での修理を終えて来た。

なんかのソフトを使って、内部の状態には異常がないことを突き止め、確実にディスプレイに問題があると断言してくれた。
その手際はひたすらカッコ良かった。
気さくな人だったので、色々と機械のことを訊いて、「へぇーそうなんですね!」を連呼した。
いろいろ勉強になった。

そして、肝心な修理のことだが、話を聞くに無料で直せるらしい。
僕の買ったmacbookproが、どうやら元々欠陥のあるモデルだったらしいのだ。
それについての記事が以下。

MacBook Proの2016年および2017年モデルについて、ごく一部の個体に「Flexgate(フレックスケーブル疑惑)」と称される問題が起きているとして、昨年アップルに対して集団訴訟が提起されていました。(ネット記事より抜粋)

ワオ、ハピネス。

絶対自分で壊したと思ったのだが、僕のせいではなかったようだ。修理を依頼し、ニコニコで帰る。最後に、店員さんの手際がカッコ良かったです的なことを褒めたら、照れ臭そうに笑ってくれたため、言って良かったなと思った。

有楽町駅まで歩き帰る。
銀座のビルが、雨上がりの雲の下で綺麗に反射していた。

いつか絶対、この街の美味いもの食べよ。
輝くビルを見ながら、密かにそう思った。

ちょっとした目標ができた1日だった。

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