断捨離をしたら、天職が見つかった〜スッキリしたのは、家だけじゃなかった〜その④
前回の日記より。
断捨離日記
人生最大の断捨離をして、5ヶ月後に人生のパートナーが出来たことまではお話しました。
まだ読んでない方は、是非読んでみてね。
恋人ができたのは、4月中旬。
今回は、恋人ができるまでの4月上旬まで、何を断捨離したか、その後の変化を綴っていきます。
正直、自分でも今に至るまで同時進行で断捨離をして、同時進行で新しく取り入れることを、半年間という短いスパンで行ってきたので、説明が難しいと思ってます。
読む人にとってはもっと難しいよですよね。
極力分かりやすく文章にしようと思ってますので、お付き合い頂ければ幸いです。
さて、2019年10月に大掛かりな部屋の断捨離を行い、ワクワクと幸せな気分のまま年末年始を迎え、2020年になりました。
当時は、大手不動産の営業課長を任されており、2019年8月に引き渡した担当物件の後処理がズルズル長引いてる状態でした。
業者の動きが悪く、何度お願いしても完了時期を濁して虚偽の報告をしてくるんです。
新しく新設した水道管の引き渡しが受理されておらず(業者の不手際のせい)、隣地の売買が進められない状況でした。
担当物件の隣地の売買は別の不動産会社が進めており、本来は関係ないはずが、新設の水道管を利用する前提で売買を進めているそうなので、こちらにも責任が発生してました。(実際は引き渡す前に完了していなきゃいけない業務です)
その不動産会社へ水道管の受理進捗報告をしなきゃいけない義務が発生してたのです。
そして、その不動産会社が、2018年に不倫していた元上司だったんです。
(以下、Aさん)
「2020年の4月には隣地の売買完了し、引き渡すから早く水道管の処理を終わらせろ」
年明け早々、電話がありました。
私はすでに死に物狂いで水道業者に検査完了の手続きを進めてもらうよう懇願し、念のため建築マネージャーにも協力を仰ぎ、自身も車を飛ばして現地の役所で必要な処理の確認、業者連絡、Aさんへ進捗の報告、現上司へ行動の報告、部下の悩み相談など、とにかく毎日走り回ってました。
遅くても3月上旬には完了させないと、損害賠償問題になる状況です。
一部上場同士の、損害賠償。何億の損害。
その損害にならないように、私以外の様々な部署が動いてましたが、真剣に死活問題として認識していたのは、私とAさんと、間にいる仲介業者のTさんだけだったと思います。
業者の虚偽の報告を信じるしかなく、何度裏を取って確認しても嘘しか言わない先方と、真実を伝えたら「お前が悪い」の一点張りで話にならないAさん。
市役所の検査担当部署と連携し、何とか検査実施日や立ち会いの段取りをつけ、全て完了したのが4月上旬。
その間に、Aさんからはお叱りの声を何度も頂きました。
怒られるのは仕方ないし、Aさんにもかなりのストレスを与えていた自覚はあるので、甘んじて受け止めていました。自分の確認不足が招いた自体でもあるので、責任があるのは重々承知だったからです。
以前、2018年の前半でAさんとは上司と部下以外に、不倫関係になっていた時期が2ヶ月ほどありました。
そのあと、彼が退職する10月までい、関係はどんどん悪化。
理由は、彼の言ってることを私が理解できない(というか無茶振りとパワハラとモラハラが酷かった)せいで、心がどんどん荒んでいく自分と、暴言と無視が酷くなるAさんだったので、私が限界だったのです。
正直、彼が退職した後の私の開放感は半端なかった。もう二度と関わりたく無いと本気で思ってました(今もですが)
彼の暴言を受け止めるくらいなら、今すぐ死のうか。
そんな事まで考え手た日々。
そんな事、33年生きてて一度も考えた事なかったのに。
そう思う自分が悔しかった。
彼の暴言は、仕事を超えた、いわれの無い事まで散々言われました。
存在価値なし
お前のプライドだけで迷惑欠けてるの気付いてる?
本気で一回死んだら?
テメェの話なんて聞くだけ時間無駄なんだよ、俺の時間返せよ
返せないなら俺の時給払えるのか?
(Aさんは年収で数億超えの社長です)
これ、全てAさんからの電話で、私が受信してるだけです。
たまに調子良い日に
「いつも俺だって言いたいわけじゃ無い。何かお前の言い分もあると思うから、なんかあるなら言ってよ」
と諭され、どうせ言っても地球規模の意味わからない持論で捻り潰してくるので「何もありません」と一貫してると、何度も何度もしつこくて、電話も切らせてくれず。
電話切ったら次の報告が面倒になるだけだとわかってるので、仕方なく私の言い分を伝えたら「テメェがそんな事言える立場なのか?俺何か間違ってる?お前のその考えなんなの?喧嘩売ってんのか」と言われる。
いつも、このやり取りで一時間以上。
私の命は、あなたの精神的サンドバックの為にあるわけじゃ無い。
だから、退職を決めた3月上旬に、心に決めた事がありました。
「携帯の連絡先も、断捨離しよう」
何年も関わりが無い人、関わりたくない人
関わっても今の私にとって必要じゃ無い人
関わりはないけど、本当に繋がりたい人だけ残そう。もちろん、関わりたくない人no、1には、恩師のAさんがランクイン。
私の成長に大きな影響を及ぼしてくれて、世界を、視野を広げてくれた人。だけど、あまりにも狂気じみていて、子どもっぽくて、我儘について行けない。
感謝してるけど、構ってられないし、構いたくない。そんな状態。
薄情だな、と、自分でも思ってたけど、それ以上に向けられた凶器は信頼関係を壊すものになってたことに、本人は気づいてくれるのだろうか。
でも、今の私は「申し訳ない」という中途半端な甘さで人を受け入れられないことに気づいて、潔く連絡先を消去しました。
彼以外に、300件ほどあった連絡帳も、100件以下になる程、大幅消去。
同時に、働いていた不動産会社も、退職という断捨離と一緒に関連する人物もほとんど消去。
必要な人からは、連絡が来ると思ってドンと構えました。
不動産会社の退職を考えたのは、BARで働き始めた2月から、「やっぱり、飲食をやりたい」と日に日に気持ちが大きくなるのを実感していて
コロナとか、来期も課長をやってほしい、給料もアップするよと誘惑されるとか今までのスキルとか、周りの期待とか本当にどうでも良くて
「限界」と私の心が泣いていたから。
やりたくない仕事に、命を費やすのが、限界だったんです。
そして、2月から入ったBARで出会った今の恋人くんに、たくさん応援してもらったのをきっかけに、4月15日に退職。
彼が実は似たような経緯だったと知って、お金の事、何で正社員で給料も良かったのにBARに絞ったのか、今後は何をしたいのか、BAR(職場)では聴けない話をたくさん聞き、相談しました。彼の話を聴けば聞くほど背中を強く押されたようになり、呑んだ翌日には支店長に退職の相談をし、一度は引き止められましたが、4月15日をもって最後の出勤となり、晴れて自由の身に!!
しかし、世間はコロナの自粛要請ムード。
夜のBARも、もちろん無期限休業。
我ながらすごいタイミングで退職したねと思いましたが笑、後悔は一切なく、清々しい気持ちだし、何故か「何とかなるよ」とドンと構えてました。
退職日が決まってからも彼とは毎週2人で遊ぶようになり、遠出したり飲みに行ったり、少しづつ距離を縮めていきました。多分、時間の問題だなーと思ってたら4月12日に正式に彼から告白され、結構あっという間に恋人に笑
自粛が解除されるまでの1ヶ月半は、まさに蜜月という期間(笑)
ソーシャルディスタンスなんて関係ねぇ!と濃厚接触しまくってましたが、お互い元気です。
退職後も、Aさんからは電話が来てました。
彼には、退職した事すら報告しなかったので、少なからず彼も順応な私がそんな事すると思ってなかったらしく、面食らいながら連絡をくれてましたが。
「なんで言わなかった?」と聞かれ
「・・・そういう事ですよ」としか言えず、少しは察してくれたかと思っていましたが、こっちの都合なんて関係ないように、深夜2時とかに酔っ払って平気で電話かけてくる。
「お前ん家行っていい?」と言われ、その時は繋ぎで派遣の仕事をしていたので(この派遣の仕事が、後に大きな役割を果たしました)、その時間の電話が本気で迷惑で、本気で来て欲しくなかったので断りました。
翌日、以前の私ならメールで「昨日はすみませんでした」と送ってましたが(一応上司だったので)、退職もしたし関係ない他人なので、本当に何も気にせず深夜に電話来たことも忘れるくらいの感覚で過ごしてたら、2日後くらいにAさんから
「先日はすみませんでした」
と、メールが。
「今後は、事前に連絡をいただけると助かります。あと、彼氏いるので家にこられても困ります。」
「わかりました」
それからは、電話もメールも来てません。
まぁ、メールはブロックしてるんですが
電話は登録してないだけで掛けれるようになってます(私からは番号削除したので掛けないけど)彼と会うとしても、2人では二度とないし、一緒の空間にいるようになるのは時間が必要なようです。今は、とにかく平穏で安定した毎日を過ごしてます
それからは、自粛期間がスタートし、さすがに何もしないのは不安だったので
派遣の仕事に登録し、4月下旬から派遣の仕事を繋ぎで始めました。
BAR以外で次のやりたい事が見つかるまで、ゆっくり探すつもりで登録した派遣。
この派遣の時間が、今回の天職に行き着く大きなきっかけをくれました。
続く
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