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ガーデンで見つけた私の穴~東北旅行日記②~

東北日記2回目。

前回の記事から読み進めてもらうと
わかりやすいかと思います。

青森へ向かう途中で、エンジンがかからないというトラブルに
見舞われながらも、なんとか函館について
翌日は青函フェリーにのって青森へ上陸!

ここからは、前回の日記の冒頭で話した感じの流れで
ただただ楽しく旅行を満喫しました。

特に、ニッカウヰスキーの宮城峡のすばらしさに
感嘆しかない…

素晴らしい環境だった。

今まで、どこか旅行に行くとなると
途中で必ずと言っていいほど神社へ行くような流れが来るけど
今回は全くなくて
唯一行ったのが、昨年もお世話になった

青森の岩木山神社。

ここ、修行僧のお山らしく
山頂の奥宮に行きたいのですが
片道4時間半というなかなか本格的な登山道。
往復10時間近い…
屋久島レベルやん(多分屋久島より過酷な気がする)

いつかは、かならず登りたい山です。

そして、御上様から何かを授かるでもなく
おごそかに参拝して、なんとなく交通安全のお守りを買い替えて
サクッと帰ってきました。

6/28~7/2までは東北を食べ歩きしたり
観光したり、楽しく旅行。

7/2の日は仙台から青森まで移動する日だったので
この道中で、最近ドはまり中の藤井風さんを
エンドレスリピートしていました。

私が風さんにはまったのは

「ガーデン」

という曲を聴いてから
一気にはまったんですね。

私自身が畑が好きで
植物の儚さと尊さ、強さが大好きで
そして食べても栄養をくれるじゃないですか。
今回の旅でも、ハーブ専門店さんとのご縁があって
そこの店長さんが北海道とも繋がりの深い方だったりして
植物のご縁も少しづつ広がっているんですが。

でも、植物に限らず、
人間の都合でなんでも枯らしてしまうことありますよね。

それを、人間の心の中にある
儚さと強さ、そしてそれがあることで
美しさも感じられることを
すごく優しい世界観で見事に表現されていて
何気ない言葉に、すごく胸を打たれたんです。

「ガーデン果てるまで」

という歌詞
死ぬ時まで咲こうよって言ってくれてるみたいで
もう涙が出る。

この曲を聴いて、衝動的に「ピアノ弾きたい!」と思って
練習したくらいなんだから。
(だいぶ弾けるようになったし、今は毎日練習している)

なんか聴いてて色んなことに気付けるんです。


そして、この7/2の仙台→青森への道中でも
ガーデンを聴いてたら、気づきました。

「私、心のいろんな所に花を植えているけど
お金の場所だけ、植える気持ちが今までなかった」
ということに。

心の中にある私のガーデンは
会話・コミュニケーション・自分の才能
自分の小さな感性・想い
相手のこと・世界のこと・宇宙のことなど
様々なカテゴリー分けをされていて(厳密にはされてないけど)

でも、その中になぜか
「お金」というところに種をきちんと撒いてなかった。
撒いてなかったというより、あっても枯らしていたのかも。

別に、嫌いでも何でもないし
むしろあった方が良いし、拒否してる自覚もなかったけど
撒いた後、”見えていなかった”ことに気づいたんです。

だから、もっと植えなよ
もっと花開けるよ
栄養あげたら花が咲くよ
もっと、豊かになれる場所が自分の中にあるんだよ
と教えてくれているみたいで
本当に、車運転しながら号泣していた。笑

「あー、私、もっともっと幸せになっていいんだぁ」


って、自分を優しく受け入れることができた。
本当に、ありがとう風さん。
彼が活動している間に会いに行ける環境にいる
自分にありがとう。

世界にありがとう。

そんな風さんのライブに行くために
22日からは台湾に行っていきまーす!!笑
(初一人海外!初海外遠征ライブ!)
(まさかのチケット取れちゃったの。厚岸のお祭り会場いるときに)


ってな感じで、色んな感情を削ぎ落しながら
青森に着き、フェリー乗車時間まで余裕があったので
昨年もお邪魔させてもらった古本屋さんに
再度お邪魔して物色したりしてました。

(旅行中に古本屋さん行く人とかあんま居ないよね。
私は見つけたら行きたい人)

無事、夜に青函フェリーに乗り
函館について一泊したのち
地元の十勝へ帰るためのらりくらりと運転して
道中を軽い気持ちで楽しんでいました。

今のところ、エンジンも問題なさそうだし
大丈夫かなーと思って高速に乗り、
快調な走りであっという間に地元から比較的近い高速の出口へ!

景色を楽しみたいなーと思って、
なんとなく地元の高速出口より二つほど手前の場所で降りてみたんですが

出口を出たとたん、
今まで全くランプがつかなかったエンジン警告のランプが
またしても点く
じゃないですか。

慌てて、これはやばい!と思って近くのガソリンスタンドを探すも
田舎過ぎて営業終了の文字(17時前なのに)
あっても2時間ほど走った先にある場所
(私の地元のガソリンスタンドやん)みたいな状態。

でも、走らないと帰れない…

ということで、仕方なく走れるところまで一か八か進んでみよう!と思い
そのまま山道を走らせました。

1時間半くらいは、それなりに順調に走ってくれたけど
なにせエンジンの警告ランプだし
エンジンオイルが足りないのはわかっているから
早くなんとかしたいけど
車の整備工場もわからんし
みんなどこで給油してんの?!ってくらい
ガソリンスタンドなくて
田舎の環境を舐めていました。


この峠を越えたら、地元のスタンドがもすぐそこ…!
というところで
山頂の展望台過ぎたところで
今まで聞いたことないようなエンジン音を聞いて
(カラカラカラカラって感じ)

慌ててブレーキを踏んだが最後。


車、止まりました。



峠の山頂付近のトンネル内で。

「あー…オワタ」


自動車保険会社に電話し
レッカー車手配して頂き
待ってる間、
いろんな方がわざわざ車を止めて
お声かけしてくださいました。

もちろん素通りする人のほうが多いですが

何とかしようと車を降りて助けてくれる人もいて
まぢで世界のやさしさに触れた…。

そして、トラブル続きの東北旅行は
21時頃に無事に帰路に着き
幕を閉じました。


1週間のうちに
ノートパソコン・車の故障
という大きな爪痕を残して・・・・。


(断捨離を徹底的にしよう)



そう誓った東北旅行。


この話のオチは
7/16現在、まだ見えていません。


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