転職は選択肢の1つでしかない。

おはようございます。
今日は、私がリクルートキャリアで学んだことをシェアしていきます。

キャリアアドバイザー時代の経験

キャリアアドバイザー時代は、営業成績は上位ではありませんでした。
しかし、私はお客様の満足度に常にこだわり、満足度は常に上位。
成績よりも人生の大切さを感じていました。

異動後の経験

ある時、企画開発部に異動し法人営業を兼務するようになりました。
スタンスは何も変わらないのに、受注をいただくことができるようになりました。
法人営業は、論理的な面が強く、成果に対しての寄り添い方が重要です。
この経験から、私は、異動・適性に対して興味を持つようになりました。

価値提案について考えたこと

その会社がどんなに頑張ってもできないことはなにか？

これは法人営業の時にずっと考えていたことです。

高額のフィーを払ってでも価値を提供することが必要です。
他社のサービスが手ごろな場合は、人手が不足している場合や効率を上げたい場合は、他社のサービスを利用すべきです。

そうではなく、私たちのサービスだからこそ、提供できる価値はなにか？このことをずっと考えていた時期でした。

お客様に対するサポート

キャリアアドバイザーとして、私は転職を繰り返す方の傾向や相場を知っていたため、転職が苦労する可能性がある場合は、「転職はもう一度考え直した方がいいのではないか？」と率直に提案することがありました。

しかし、「転職する」と決めた方は転職します。
面談では「わかりました」といって、結局他の人材紹介会社経由で転職された方もいらっしゃいましたが、その中で、私のサポートを改めてお願いしてくださった方もいます。

「佐藤さんに止められたけど、転職して。その後失敗した！このことを言っていたのかいていたのか！！と思いました。だから、転職を止めてくれた佐藤さんに、改めてサポートをお願いしたいです！」

と名指しで来てくださったKさんは今でも忘れられません。
（そのあと満足のいく転職に成功しました）

キャリアアドバイザーとして

今は、個人として転職支援をしています。成績のノルマを持ちながらの個人の転職支援については私にはできないと思ったからです。

企業紹介はしていませんが、
採用企画、採用広告、法人営業、キャリアアドバイザーを経験し、
自ら転職を経験し、複数の異動の後、マネジメントになり、ビジネスコーチングをするなど、自身のキャリアについても考えてきたおかげで、より多角的なアドバイスができるようになったと思います。

転職よりも大事なこと、自分のビジョンを見つけよう

転職を考えるほど悩んだ時は、他にも選択肢があることを覚えておいてください。
転職以外にも、異動、昇進、複業などがあります。

そして、仕事だけが人生ではありません。より豊か人生を目指して転職するわけですから。

転職以上のビジョンを設定し、自分の強みをもう一度確認し、
自分の存在の大きさを感じてから、転職を考えてみてもいいかもしれません。

応援しています。