ある意味青春だったアルバイト
アルバイトはいくつかしてきた。
年数が長かったのは王将と引っ越し屋さんのバイト。
どちらも多くの人がハードなバイトだと言う。
でもどちらも本当に楽しかった。
王将は高校卒業間近に始めた初めてのバイト。
1年くらいやったかな。
ホールスタッフだったのだけど、「これがチームワークと言うのか!」と感動したのを覚えている。
王将といえば席が空くのを待つお客さんがいるイメージだと思うが、本当にいつも待ちのお客さんがいて、食べ終わったお客さんが帰ったら即片付けに入る。
そこでチームワークが発揮される。
「あー、お皿少ないな、持ってきてほしいなー」と思っていたところにお皿を持ってきてくれるひと。
あとは拭くだけだから次のテーブル片付けにいくひと。
人が足りてそうだからとスタッフのバランスを見て動くひと。
忙しいけど本当に楽しかった。
しかももれなく餃子食べ放題。(食べ放題ってくらいいっぱい食べられた。実際食べ放題ではない。)
引っ越し屋さんは2年前、仕事を辞めた後、留学に行くまでの繋ぎとして始めた。
普通に作業員だったのだけど、確かにしんどかった。でもそれ以上に楽しかった。
引っ越しもチームワーク。
次の現場に向かうためにいかに早く終わらせるか。
バケツリレーのように荷物を流していく。
私は女だから、男に比べるとそりゃ力は弱い。
でもずっと剣道をしていたのと高校が体育科であったので、体力には自信があった。
冷蔵庫もほぼ運べた。
でも持てないものあった。
だから力ではなく、気配りを徹底して気を付けた。
ドライバーとのコミュニケーションをできるだけとって作業が円滑に進むように努めた。
移動中はトラックの中が楽しくて、引っ越しのバイトは本当に楽しかった。
引っ越しは最近辞めた。
約1年半お世話になった。
今日、犬の散歩をしていたら引っ越しのトラックを見かけたので、バイトについて書こうと思った。
楽しいと思っていたことが、楽しいままで終わって幸せだな~って思う。
正直、人にも恵まれていたのだと思う。
楽しいことでも人が嫌だったら続けられなかっただろう。
ある意味青春だった。
お世話になったひとたち。
次会うとしたら偶然どっかでだけど、たぶん会わないと思う。笑
ここに書いても届かないと思うけど書こう。
楽しいバイト生活をありがとうございました。
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