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看護師が料理教室で起業した結果

前回の記事はこちら

フリーランスになった看護師の売り上げ

・実際に売り上げと利益の差
・いくら何に投資していつ回収したのか

・ビジネス組織に加入するときに知り合いから釘刺されたある一言
・ゼロイチを構築するための記録が全て詰まったEvernoteチラ見せ

今日の記事でお伝えしていくのは、4つのうち2つ。

私が看護師から料理教室で起業するために
初めて自己投資した金額は50万円。

< 50万円の内訳 >
・Facebook投稿でSNS集客していくための知識
・料理教室のコンテンツ内容全て共有
・マーケ関係の300p以上の資料
・週1ZOOMミーティング
・個別でのZOOM相談は回数無制限だが接見予約必須
・毎日の報連相
など

こんな感じでした。

この50万円がある意味基本料金で
そこから毎月の売り上げの30%をコンサルへ支払う。

看護師時代って、お金の流れとか知らないので
(多分ほとんどの医療従事者はそうだと思う)

売り上げ・利益・30%
ここら辺の意味を、しっかり理解できていませんでした。

今思うと
売上げの30%ですよ。。。

えぐい。

料理教室で稼ぐなら押さえておくポイント

ちなみに料理教室は材料費がかかります。
この材料費が、あなどれなかった。。

私が師匠から門下生として活動していた料理教室は
「 The  自然派 」

自然なもの、つまり無農薬やオーガニック

これらの食材や調味料の単価って
一般のスーパーよりも値段が倍以上なわけです。

もちろんお米も無農薬なので
通常の3倍は値段が高い!!!

けれど、料理教室に参加したい!と思う人は
ほとんどが主婦。

主婦に対して単発料理教室で価格設定を考えたとしても
利益出すのって、結構難しいわけです。

① 当日の材料費 
ここはもちろんのこと

② 当日の料理教室に向けて事前練習
ここにも材料費がかかる

③ 食器を揃える
こだわりを持つならここも大事

料理教室で年商1,500万円

これは、当時私の料理教室の師匠が1年で出した年商でした。

このカラクリはなんなんだ?って
最初は思いました。

この時に知ったのは
「講座型ビジネス」と「養成型ビジネス」

この2つの組み合わせで
やっとまとまった売上げが作れる仕組みなんだな、と!

師匠は半年の料理教室を約30万円
私のような門下生養成に50万円+門下生売り上げの30%

この仕組みを取っていました。

料理教室で初めての売り上げ暴露


私が初めて料理教室で売り上げを出したのは
意外と早く、

2019年4月
この月は初めて自分の力だけで売り上げ30万を超えました。

つまり、月商30万

ただここにもカラクリがあって
30万のうち、30%は師匠へマージン
約20万ほどのみ手元に残り

プラス

材料費です。料理教室の練習用の材料や
ストックしておかなければいけない調味料の在庫。

それらを含めると
実質、利益なんて7万円ほどでした。

30万円売り上げて、利益7万。

最初は、こんなもんかと思っていましたが
途中で気がついてくるわけです。

「なんか、おかしい、、」と。

ようやく30%のマージンが高すぎる!と
気がついたのは半年後。

料理教室に来てくださっている受講生様には
24時間の相談対応。食事添削。

つまり、1か月24時間フル稼働して
月の利益が7万です。

どんだけブラックだ!!!!って思いました。
時給換算すると、最賃以下です。

けど、このど根性さがあったおかげで
今の自分に繋がっているので、有難い経験だとは思ってます。

なんだかんだで、1年かけて
初期投資の50万円は自力回収しました。

ただ、私以外の門下生は
ほとんど50万円を回収できずにフェードアウトの人もちらほら。


この時に思ったのが

・仕組み作りは大事
・情報は大事
・フリーランスって、簡単じゃない
・好きなことなら続けられる
・精神力は必須

ってことです。


料理教室を辞めた理由

辞めたっていうと表現悪いですが
別に飽きたからとかではありませんでした。

今も、開催依頼があれば、料理教室やります。

料理教室で初めて起業し、組織に入り見えたのは
「誰から学びたいか」
ここが何よりも重要。

大事なのは、
門下生が師匠を超えていくのを喜べる師匠であること。

・私がやってないので、まだやらないで下さい
・私が雑誌に載ってないので、先に載らないで下さい
・必ず師匠を前に出して門下生という立ち位置でいて下さい

前へ進みたい気持ちに
ブレーキをかけられる環境では
人のレールの上でしか走れません。

そこから抜けよう!と思い、料理教室という組織から抜けました。


そしてこの時に気がついたのが

目の前の人が悩んでいる課題に対して
1つの選択肢だけしか提案できない私ではなく、

様々な選択肢を提案し、
一番最短距離でその人の課題解決ができる私になりたい。

ここでした。

人生の正解って、人それぞれ。
自分の正解を押し付けて、人の人生を縛りたくない。

これが私が
色んな人と出会い、関わり、経験してみよう!と思う
理由です。


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