女の嫉妬は永遠に・・・何歳になっても、女は女なのだ。
今まで、平和に生きてきた。
学生時代から友達も多く、平凡だけれども幸せに暮らしてきた。
・・・と言いたいところではあるけれど、私は昔からよく、女の嫉妬が絡む争いに巻き込まれている。
思い返せば、あれは小学校5年生の運動会のこと。自分の競技が終わり、席へ戻ろうとしたのだが、椅子がない。徒競走が終わる前まで確かにそこに存在していた私の椅子だけが、どこを探しても見つからない。
「あれ?私の椅子、知らない?」「さっきまでそこにあったはずだけど・・・」
半べそをかきながら探した結果、椅子は何故か校庭の隅っこに追いやられていた。
犯人は、6年生の女ボスみたいな先輩だった。
理由はなぜかって?
6年生で一番モテていたMくんと私が仲が良かったからだ。(今から考えると相当くだらないww)
そして中学生になり、平和に暮らそうと勤めていた。しかしまた、事件は起こった。
懲りないSenorita Mは、また一つ上の先輩を好きになり、そして堂々とイチャつくという強行手段に出た。
賢い皆様なら、結果はお分かりだろう。
次は、中庭を歩いていると、女の先輩たちから、なんと二階の窓から水をかけられた。
中学1年生だったSenorita Mには衝撃的で、今から考えると中々女の先輩方は過激な行為ではあるが、それでも私はめげなかった。
だって、その先輩は私のことが好きだったから。
「むしろ、女の先輩方は私に負けたのよ?ふふふん♬」
そう思うことにした。いや、正確に言うと、そう思わないとやっていけなかったのかもしれない。
さて時代は変わり。学生時代の女の嫉妬の理由は今から考えると超・どうでも良いことだけれども、なんとまぁビックリ☆
まさかの30歳を過ぎても、この東京という大都会で同じことが起こったのだ。
それは、先月のこと。女友達計3名と飲んでいる場に、途中からその友人の男友達が3名合流した。また懲りないSenorita Mはそのうちの一人と仲良くなり、ちょっと距離が近めで少しイチャつきながら話していた。
しかし、ここからが問題だった。その女友達の一人が、突然キレ始めたのだ。
「Senorita M!〇〇君を取らないで!!」
「へ・・・??」
一斉に、皆がポカンとする。ご本人、既婚者。そして紹介したのも、またその子。
「あれ?ごめん、もしかして好きだった・・・?(え、でも待って。この子結婚してるよね?私も彼も、独身同士だよね??)」
だが、この場においてそんな事実は時に無意味である。とりあえず、その男の子はその子の”お気に”だったらしく、そんなこと全く知らない私はその男の子とうっかり楽しく話し込んでしまっていたのだ。
「ご、ご、ごめん!!もう彼とは二度と話さないから!!」
そう必死に謝りながら、私は途中から自分が何をしているのか、急に虚しくなってきた。
だって、私33歳だよ?もう、良い大人だよ?
小・中学生じゃあるまいし、未だにこんなことで謝っている自分が嫌になってきた。
だが女の社会では縄張りは絶対。そこを犯してはいけなかったようだ。
(あーーーーーー面倒くさい!!by心の声)
けれどもそんなことを言えるはずもなく、ただひたすら、深夜1時を過ぎた西麻布の交差点で謝り続けたのだ。
以下、この事件をキッカケに学んだこと。
女は、何歳になっても女。
そして女の嫉妬ほど、面倒で、怖いものはない。
皆様、無意味な女の嫉妬に巻き込まれぬよう、ご注意を。
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