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今日のエア喫茶店

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こんなカフェあったら良いな、を妄想で開業。2018年は毎日、2019年は週一くらでセルフライナーノーツ(解説)付き。どうぞ、ごゆっくりお寛ぎください。
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さしずめ、シェアするリビングのよう。

さしずめ、シェアするリビングのよう。

その店は夜から開店する。

メニューにアルコールは一切無い。

おすすめは甘いチョコレートクランチとあたたかいミルクティー。

ソファと絨毯の店内で、自宅リビングのようにくつろげる。

一人で読書でも、友だちと語り明かしても、見ず知らずの他のお客さんととりとめのない話をしても良い。さしずめ、シェアするリビングのよう。

ちょっとだけヒトリの夜に、ほかのヒトリと一緒に。

cafe 「One LDK

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その店は半年に一度、生まれ変わる。

その店は半年に一度、生まれ変わる。

その店は半年に一度、生まれ変わる。

壁一面に描かれた絵は新たに画家が描き
インテリア兼商品も新たにキュレーション。
写真家は新しいメニュー写真を撮影。
BGMの選曲はあのアーティストに。

表現者達がその時々に集まり、壊し作り変える「その時」を楽しむ店

「Time Flies」

以下、セルフライナーノーツ。

銭湯はお好きだろうか?

私の祖父母は銭湯をやっていた。
だから私にとっては幼い頃

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その店は絶対に接客をしない。

その店は絶対に接客をしない。

その店は絶対に接客をしない。

席には間仕切り、オーダーはタッチパネル、お会計は注文時キャッシュレス。

店に入ってから出るまで、誰とも顔を合わせる必要が無い。

だからこそ、気を遣わない寛げる場所になる。

美味しいコーヒーと仕事、勉強、読書、一人の時間のための砦。

cafe「Toride」

以下、セルフライナーノーツ。

2018年は無人コンビニ、QRコード決済、日本政府のキャッシュレス推

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その店は食べ比べの店。 メニューは月ごとに1品目だけ、けれども多種類。

その店は食べ比べの店。 メニューは月ごとに1品目だけ、けれども多種類。

その店は食べ比べの店。
メニューは月ごとに1品目だけ、けれども多種類。

今月のメニューは林檎のタルト。
何種類もの林檎から、3種類だけ選んで小さなタルトで食べ比べ。

来月のメニューはホットミルク。
産地で飲み比べたり、チョコレートやバニラを加えて自分の好みを追求したり。

食べて、比べて、自分の「好き」を見つける。

カフェ 「コントラスト」

以下、セルフライナーノーツ。

昔「食べる展示会

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あとがき -やりたい店を100個書いた100日間-

あとがき -やりたい店を100個書いた100日間-

一昨日、約三か月続けた自主開催note企画「 #今日のエア喫茶店 」が100店舗を達成し、ひとまずの終了とした。

100店舗に至るまで経緯と、この企画を通した自分の変化について、今日のエア喫茶店とはなんだったのか、あとがきという形で補完しようと思う。

【きっかけ】
そもそもはただの思いつきだった。
仕事の休憩時間、Twitterでフォローしているいか文庫さんのプロフィール欄を何気なく見てい

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その店では毎月、人や集団にフォーカスする。作家やアーティスト、料理集団、プログラマー。彼らの作品や活動が取材と一緒に紹介。ただコーヒーを飲む場所ではなく、「好き」を突き進む人たちに逢うための場所。ギャラリーカフェではなく、メディアカフェ。
好きを否定しない場所
「喫茶とりかご」

その店は大人の学校。学ぶことはカフェについてではない。カフェという箱を使って何ができるか。講師はカフェプロデューサー、本屋、デザイナー、作家...etc. 時には店を使って営業実習。実際のカフェを教材にした、コミュニティを学ぶための店。
「カフェ・スコラ」

その店はお喋りには向いていない。お客様のほとんどは楽器を演奏しているからだ。防音の店内では好きなよう演奏できる。コンクールの練習や、Fを押さえる練習にも。同じ楽器で仲良くなったり。スタジオではなく、気楽な音楽広場。ただしコーヒーはこぼさないように
「cafe seventh」

その店は純和風畳敷き。カフェメニューはもちろんあるが、目玉は和装のレンタル。好きな和装で寛げば、古き心地よさを感じる。レトロな店内で写真を撮っても良し。外へ散歩に出ても良し。和装を身近に感じるカフェ 「茶館 五藻堂」

その店に集まるのは世界各国のスーパーで仕入れたお菓子。クッキーやチョコ、ポテトチップス。珍しいものでも、好きなものでも、コーヒーと一緒に優雅に楽しむ。もちろん持ち帰りもオッケー。決して高級なお菓子ではない。さながら大人の駄菓子屋。「cafe Hexenhaus」

その店のバリスタはコーヒーを淹れない。お客様は時間ごとに料金を払うが、それ以外は無料。食材を使って料理をしても、厳選された豆でコーヒーを淹れてもいい。バリスタからアドバイスをもらってもいい。その店の厨房は自宅の延長。厨房から新しいコミュニケーションが生まれる。「a cafe」

その店のスタッフはコーヒー豆マニア・アクセサリー作家・編集者・プログラマー。全員が店に立つわけではない。それぞれが得意な領域を分業して、ひとつの「カフェ」をつくっていく。それぞれの考えが化学反応。カフェの常識なんてお構いなし。
「珈琲結社 high color」

その店の目玉は会員券。モーニング、お弁当、コーヒー、会員になれば期間内は何度でも利用できる。朝寄って朝食とお昼用の日替わり弁当を受け取り、仕事の合間や仕事後にコーヒーを飲みに寄る。一日の食事をオシャレな習慣に、お得に。
「cafe days」

その店は普通のカフェ。しかしもう一つ、テストスペースの顔がある。将来カフェをやりたい人や店舗を持っていないカフェマンのためのテストキッチンとして。ホールは接客トレーニングのために。カフェで何かやりたい人が集まり、小さなコミュニティを形成したり。「cafe white」