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「食」という興味を追求し、自らのアイデンティティーへ昇華させる|301で働く理由 #6

「301で働く理由」は、301メンバーの多様なバックグラウンドと、それぞれがここで働く理由を、インタビュー形式で紹介していくシリーズです。#6は、プロジェクトマネージャーとして301の新たな挑戦を推進する細川紗良へのインタビューです。

Q 今301でどんな仕事をしていますか?
プロジェクトマネージャーとして、スケジュール管理、予算管理、関わっている人たちとの連絡などを担当しています。今は主に、この夏にオープン予定の飲食機能を持たせた301の新拠点プロジェクトを進めています。

Q 仕事の中で301らしさを感じることは?
共感できるプロジェクトにコミットしていくという姿勢です。仕事をする中でお金ってもちろん大切だと思うんですが、実は自分の人生の時間を使っているということを忘れているような気がしています。301が見ているのは、目の前の作業ではなくて、携わる仕事の先にあるビジョンに共感できるかや、自分の大事な時間をそこにかけたいか、ということ。仕事で使う時間は自分の生き方や考え方に直結していると思います。

Q 301で働こうと思った理由は?
一つは、私は「食」に対して興味が強いので、その業界のプロフェッショナルな人たちと仕事ができる環境であったこと。もう一つは、武蔵野美術大学の卒業制作の時に、ディレクションが面白いなと思ったからです。卒業制作では『Bar Art School』と銘打って、美大生だけが働くバーを作りました。彼女たちの作品を見てスタッフを指名してもらったり、カクテルにも作品や作者のコンセプトを落とし込み、細部までコミュニケーションをデザインしてできた空間です。それをやる価値に共感してくれる人とチームをつくって、それぞれの個性を尊重しながらプロジェクトを実現していく「ディレクション」という役割に興味を持ち始めた時に出会ったのが301でした。

Q 実際に働いてみてどうですか?
こんなに任せてもらえるんだ!って感じです。今担当している新拠点の飲食プロジェクトは、まさに働くきっかけになったプロフェッショナルな方々と一緒に進めています。まず、何のためのプロジェクトなのか、今ある当たり前の働き方や常識、飲食業界のシステムの根本から考えています。ミーティングでは、何を決めるのにも一つ一つの話が深い。長く飲食店で働いている私も自分の意見を求められ、プロジェクトマネージャーとしては、メンバー全員がすごい深さで分析してくるから意見をまとめる大変さもあるんですが(笑)こんな方々と対等に意見交換できる場所は他にないので、毎日新しい気付きとやりがいがあります。

Q 今後取り組んでいきたいことは?
やっぱり、「食」に関するプロジェクトをやっていきたいです。美味しいものはみんなを幸せにできるパワーを持っているし、飲食店のグルーヴ感が好きなんです!
プロジェクトを進める時に感じているのは、関わる人たちの顔色を伺うのではなく、私自身の考えや立ち位置をしっかり示すことが大切だということ。その上で、意見交換をし、まとめていくのが私の役割だと思います。そのためには、自分が夢中になれるものへの知識の深さと、きちんと言葉にする力が必要だと気付きました。私には「食」という大きな柱があるからこそ、そこを追求することで自分の価値観、判断軸を育て、アイデンティティーにしていきたいです。

301では、夏の新拠点立ち上げに向けて、クリエイティブ組織の常識を超え、飲食業界の常識を超えていく、新しい仲間を募集しています。詳細は301のHPをご覧ください。


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