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HSP/HSCとペットの相性

こんにちは!

今日はHSP/HSCとペットの関係性についてお話したいと思います。

HSP気質の私は、”学校”という場所があまり得意ではなく、進学するたびにその環境になれるまでに時間がかかるタイプでした。

そんな時、いつも支えになってくれていたのは、当時飼っていたねこの存在です。

彼との出会いは私が小学2年生の時。私の家の近くにある下水道の穴に落ちてしまったらしく、弱っていたところを父が助け、そのまま家で飼うことになりました。

キジトラといわれる種類のねこで、救出した当時は、手のひらサイズの子ねこでした。夜な夜な助けを求めて鳴き疲れたのか、ブランケットの上でぐっすり眠るその小さな存在に私は、「なんてかわいいんだろう!」とずっと眺めていたのを思い出します。

結局彼とは、私が小学2年生から大学を卒業するまでの約16年間、家族として過ごすことになります。

そんなHSCだった私が、ペットを飼う利点をお話したいと思います。

1.そばにいる、触れているだけで癒される。

私は子どもの頃、何か嫌なことがあったり、すごく疲れてしまったとき、ずーっと相棒であるねこを撫でていました。彼の温かさやフワッっとした毛並みに触れるだけで、すごく癒されたことを覚えています。

私の疲れがMAXに達していた時は、顔をねこのお腹にうずめる、ということもしていました。笑 多分彼の匂いも私を安心させる要素の一つだったと思います。たまーに、当のねこは私の頭に足を乗せて嫌がっていましたが。寝ているところ邪魔してしまって、ごめんよ。笑

2.聞き相手になってくれる。

彼を撫でながら、相談もよくしていました。というか、私が一方的に話していただけですが。それでも黙ってただただ話を聞いてくれる存在は当時の私には大きく、思っていることを吐き出すだけでも楽になれました。

その時のねこの態度といえば、ゴローンと寝転がって気持ちよさそうに目をつむっている。そののんきな姿にも安心感をもらっていたのかもしれません。


さて、繊細な私を大いに癒してくれた相棒ねこ君ですが、今思うと、ねこである彼特有の性格や性質が、HSCだった私と相性が良かったように思います。

ここからはHSP/HSCが飼うペットのポイントをいくつかあげたいと思います。

1.静かでおっとりしている。

音に敏感なHSC/HSPも多いと思うので、よく鳴く、吠える動物は一緒に暮らすとストレスになる可能性があります。また行動が激しい動物も、物音やその騒がしい様子に、何となく疲れてしまうことがあるように思います。

2.寂しがりやではない。

ずーっと「遊んで!」とかまってくる寂しがりやな動物も、HSP/HSCには向かないかもしれません。私の場合は、一日に最低一時間は一人で過ごす静かな時間が必要だったので、ずーっと「遊んで!」とせがまれると、遊んであげられない罪悪感も生まれ、少し辛かったかもしれません。

私の相棒ねこは、私よりも自立していたので、一人気ままに過ごす時間も好んでいる様子でした。笑

3.動物臭が少ない。

上記で、ねこの匂いに安心した、という話をしましたが、ねこ独特の動物臭というより、実家の匂いも含まれた、相棒ねこ自身の匂いだったように思います。

知り合い家族が大型犬を飼っていますが、私はその犬の強い動物臭が苦手です。ペットの匂いは、その動物の大きさに比例するのかもしれません。


さて今日はHSP/HSCとペットの関係性についてお話ししました。

そういえば以前、担任をしていた子どもで、子どもが生まれる前からねこを飼っている家庭がありました。その子のお父さんが「息子の初めて話した言葉は、お母さんやお父さんではなく、ネコの名前だったんですよ!」と言っていたことを思い出しました。

ペットはHSP/HSCのことを除いても、子どもの成長や家族形成に良い影響を与えてくれる存在だと思います。

では次回もお楽しみに!




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