それぞれの旅路

藤井風くんの【旅路】の歌詞が、こころに深く染みる日。


出会いもあれば、別れもある。

一体、人は、生を受けてからこの世から旅立つまでの間に、何度出会いと別れを繰り返すのだろう。

別れが来る度に、辛くなる。
けれど、その別れは次への未来を照らすものにもなる。
言葉にならないさまざまな思いが、次から次へと芽生える。

だけど、
「またね」
「また、いつか」
互いが生きていれば、また出会えるかもしれない。


今のわたしが、こうして生きているのは、これまで出会えた人たちのお陰。
いい出会いも、そうでない出会いも、たくさんあった。
今でもそれは同じ。
特に、辛くて仕方ない時にさまざまな形で支えてくれたのは、今お世話になっている方々だ。
そこには、本当に感謝しかない。

だけど、いつかはそこから新たな光の中へ旅立たないとならない。
不安なことは勿論たくさんある。

けれど、今のわたしなら
「大丈夫。やってみなきゃ分からない!」
と言える。
わたしの中で尊敬する人から、たくさんの言葉や愛を受け取ったから。
さまざまな挑戦に対して、たくさん背中を押してくれたから。


「ありがとう」という言葉では到底言い尽くせない。
それほどに、生きていることに絶望しながら何とか生きていたわたしを成長させてくれた。

感謝してもしきれない。
恩人と言っても過言ではないだろう。
受け取ったたくさんの恩や愛は、次はわたしが新たな旅路を歩んでその中で出会った人たちに与えていきたい。


これまでも、たくさんの出会いと別れを繰り返した。
きっと、これからもたくさんの出会いと別れを繰り返し、わたしはわたしの旅路を歩むことになるだろう。


春は、旅立ちの時。
みんなの新たな旅路が、光溢れるものになりますように。




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