意外と知らないステゴサウルス

こんにちは。今回は、ステゴサウルスに関して書いていこうかと思います。ステゴサウルスといえば、ティラノサウルスやトリケラトプスに続いて最も有名な恐竜の一つでしょう。しかし、この生物がどんな生活をしていたかは知らない人が多いかと思います。今回はステゴサウルスの意外な一面について書いていくので、ぜひ最後まで読んでいってください!

・ステゴサウルスとティラノサウルスは実は近縁関係!?

〈引用元:pasin
恐竜は、130年もの間、鳥盤種竜盤種という2つのタイプに分類されてきました。しかし、2017年、それを覆す研究結果が科学誌のNatureに載せられました。ここには、鳥盤類は2大分類(鳥盤類と竜盤類のこと)の片方を構成するのではなく、竜盤類から外された獣脚竜と合わせて「オルニソスケリダ(Ornithoscelida)」と呼ばれる全く新しい分類の下に置かれる。と書いてあります。これはつまり、鳥盤類グループに竜盤類グループを抜けた恐竜が新たに加わり、鳥盤類グループは名前をオルニソスケリダに変更されて、2大分類はオルニソスケリダと竜盤種の二つとなったということです。そして、これによると、ステゴサウルスとティラノサウルスは近縁種であると分かります。これだけ見た目では正反対の生物ですが、これが近縁種であるというから驚きです。

・ステゴサウルスの背中の板の意外な使い道

〈引用元:studio-corvo.com
皆さんは、ステゴサウルスが背中の板をどうやって使っていたと思いますか?これには諸説ありますが、一番有力な説は、これを使って体温調節をしていたという説です。実はこの板は、骨が変形したものなのですが、かつてこの板を水平に倒すことができたといいます。そしてこの板にはたくさんの血管が通っており、そこに日光を当てて体を温めていたといいます。一方、体温が高くなりすぎた場合は、木陰で風を骨板に当てることで体温を下げることもできたでしょう。流れる血液の量を調整すれば、骨板の色を変えることもできたかもしれません。そうすることで、肉食恐竜を威嚇したり、仲間うちで何らかのアピールをしていたとも考えられています。因みに、ステゴサウルスという名前のはこの板を水平に倒すことで板が屋根に見えたことから「Stego(屋根の意味)」この名前が付けられました。

〈余談〉
皆さん、いかがだったでしょうか。僕自身、この記事を書いて初めて知れたこともありました。特に、ステゴサウルスがティラノサウルスの近縁種だったということには驚きました。今後も、皆さんが面白いなと思えるようなブログを書いていこうと思いますので、よかったらフォローといいねをよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?