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After You.

今日は少し涼しかったなあ。


休日,仕事のことを考えすぎないようにしていて,それでも話している内に仕事であったことが浮かんでくる。それだけ今恵まれているんだろう。

今の仕事が恵まれていると思える要因のひとつに,「一番後輩であること」があると思う。
何でも聞いて,教えて貰えるから。重要な判断はしなくていいから。
言ってくれたとおりにやればいいし,覚えればいい。これはすごく楽なのだ。

私は,自分の判断に堂々と自信が持てないことが多い。
自分が組織の代表として電話をかけたとき,相手の質問に対して何と答えていいのか,分からなかった。自分が窓口なのであれば,即時性が求められる場合は自分の考えに則って行動し,全体に事後報告でもよかったのか?
お昼ご飯を食べたくて,どこを使って良いのか分からず,お弁当を持って建物内を駆け巡ったことがある。ようやくお弁当を開いた物陰で,誰かの足音を聞いて怖くなって開いたお弁当を持って逃げた。
会議の前,誰も部屋に入ってこないと,自分がここに入っていていいのかまだ入っていけないのか分からなくなる。机の周りをうろうろし,部屋を出入りし,様子を見にトイレへ出入りするふりをする。
そんな性格だ。自分が人と違うことをする,何がいけないのだろう。なあ自分よ。。。
そういいつつ,自分の独自性をアピールして認められたい欲求も併せ持つ,自分の意思の有無で何かスイッチが違う,変な人であると自らを認めている。

どうやら,物心つくまえからそんな性格の片鱗が現れていたようだ。
幼少期,帰りの時間のことだ。まわりの友だちが帰り始めたのを見てから自分も帰っていたと。
帰宅の準備が先に出来ていたにもかかわらず,だ。
自分の意思で,小学生頃に「いじめられるのが怖くて周りを見るようになった」のなら,原因が分かるから矯正のしようがある。
でも自分が何を見ていたのか…
何をしようとしたのか…
推理しきれない。わからない。

私の性格は,人に言われたことをそのとおりこなすのには向いている。他人の判断は堂々と信じられるのだ。なので,私がやる内容が明確。自分はその人の右腕となればいい。Top of the 右腕を目指すにも問題ない。
ただ,自分で考えて動くことになると…,…。
年齢を重ねて経験も積んで,そしたら私も動けるようになるのだろうか。
なりたい。
お先にどうぞ,なんて言って前の人を見ながら進んでいる自分も,いつかはちゃんと自分が先に立って仕事を進められるようになりたい。それが当面の目標である。

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