なんで夏バテになるの? 〜オススメ食材は #0025
暦の上では秋です!
二十四節気では「立秋」を過ぎ、暦の上では秋が始まりました。
まだまだ暑い日が続き、冷房との温度差や、台風による気圧の変化などが、身体にダメージを与えます。
身体は疲れてるのに、夜寝付けなかったり、眠りが浅かったりして、疲れが蓄積していきます。
なんで夏バテするの?
毎日の酷暑により、身体の水分がどんどん失われ、血液が濃くドロドロになり、心臓や血管に負担をかけます。
そして、ノドが渇くと水分をたくさんとるようになり、水分をとりすぎると、消化器官が弱まります。
消化能力が落ちると食欲が落ちて、さっぱりしたものばかり食べたくなり、こんな生活が続くと、身体が重だるく、気力がでず「夏バテ」となるのです。
「心」の季節
中医学でいう五行説で夏は「心」の季節です。
夏は陽気がつよい季節です。陽に属する臓腑である「心」は、夏に養うとよいと言われています。
逆に、血液がドロドロになり「心」に負担がかかりやすいのも、夏といえます。
今の季節のおすすめ食材
↓前回、ナスについてお話しました。
①体力や潤いを養う食べ物
豚肉・卵・豆腐・ウナギ・貝・トマト・オクラ・りんご・バナナ・梨
②「心」や快眠によい食べ物
れんこん・蜂蜜・なつめ・牛乳・ゆり根・あずき
③身体を冷まし、利尿作用がある食べ物
なす・きゅうり・緑豆・レタス・もやし・ゴーヤ・すいか・キウイ・ハト麦・緑茶
「苦味」も「心」に滋養します。
この季節、ゴーヤチャンプルーも美味しいですよね。
個人の体質によって必要な食べ物は変わってきます。
炎天下にいた日は、身体を冷ます食材を。エアコンで冷え過ぎた時は、潤す食材をスープで食べるなど、家族や自分の体調や、季節・気温、その時の旬の野菜などを取り込んでいくのが「養生ごはん」です。
「心」を活性化させながら、疲れを持ち越さないことで、秋を快適に過ごす事へとつながっていきます。
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