重信房子とはダレなのか？
ずばり「重信房子」を語る記事を書き、そこに娘「メイ」がいることの母子関係を語る
この手の記事内容は、社会的にスルーされ読まれない、ことを前提として書く。なぜだかわからないが、その判らない部分も交えて書いてみたい。
２週間前の例の「誤送金」事件は、その後の推移をみないまま、世間は放り出して、新たなニュースに移行するのは世の習いで、特別コメント対象にする問題でもない。
そんな中、その「お騒がせニュース」と、この度の「重信房子」氏出所ニュースが、とてもよく似たロジックを含んでいると内心思った。
その事件のニュース性とか時代背景とか、細かい部分はさておいて、われわれが観るべきニュースの視点、もっと掘り下げれは、田口容疑者、重信房子氏を語る対象としてでなく、それを扱う全体の意識(報道メディアも含む)という観点でみたらどういうアンサーが得られるだろうかというパラドックスだった。
まず、その犯罪内容が反社会行為だったことで、その件に関しては反論の余地はない。そんな中にあっても、一部、擁護するような論調も少なからずあったこと。
まず阿武町誤送金事件では、初動で当局役場のミスが発覚し、その対応が警察に通報され、個人が特定されて、いきなり犯人扱いになったこと。この時点で、役場の責任転嫁だとの意見も出始めた。その間、田口容疑者は、スマホを介して巨額資金を巧みに操作して隠蔽を図った。後で判ったのは「決済代行業者」・「オンラインカジノ」にストックしてあった隠蔽資金(確定ではない)手つかずの金を一人の弁護士の手によって回収したという、これまた不明な方法で無事返還されたとして「留飲を下げ」拍手喝采手打ちで、一件落着したという「江戸町奉行大岡越前」ストーリーそのままの経過だった。
あわよくばYouTuberサイトに登録して、動画作成して広告収入を得ればペイするとか、Kindle電子書籍ネットでゴースト出版すれば、そのくらいは稼げるとか大真面目な意見も出ていた。それら見方によっては容疑者ほう助であり、断罪とは別の方法論だ。
もう一方の「重信房子」氏の「連合赤軍」は、日本国内において、その波及効果が大きくて、一言で語れないカテゴリーにあるが、「６０年安保」という時代背景を加味した場合、政治的に相容れない思想として、線引きされない曖昧さが隠されていたと云いたい。そうでもしなければ、あの当時の学生による大規模デモ(空前絶後)を是認されないし、そこから生まれた「連合赤軍」は必然だったのかと、思ってしまう。
それらまとめ、として云えることは、「その何故だかわからない」その避けたがる部分、は何なのかであり、簡単にいったら難しい話はもういいよ、であり個人的主張なんて訊きたくもないであり、そこに立っているアンタの足元は、それを晒す場のステージじゃないし、換言するなら、「あんた、何を勘違いしているのかね」という痛烈な批判文言である。
いやいや、私がそれを肯定しているという弁論では絶対ないが、その時代の一部始終を実地に見聞きした人間として、そう云わざるを得ない。
断わっておくがこのロジックは恣意的なもので、何かの本を読んで、それに感化された結果の憤怒ではないことを明記しておく。
2022年05月29日記事
重信房子氏の手記公開
「武装斗争路線間違っていた」重信元最高幹部の手記全文
2022年5月28日 9時30分 産経新聞
日本赤軍が１９７４（昭和４９）年、オランダ・ハーグの仏大使館を占拠した「ハーグ事件」などで、殺人未遂罪などで服役していた日本赤軍の重信房子元最高幹部（７６）が２８日午前、懲役２０年の刑期を終えて出所した。重信元最高幹部は同日、出所にあたり、「再出発にあたって」と題した手記と、メディアから受けた質問に対する回答を発表した。「再出発にあたって」の全文は以下の通り。 部分引用
日本赤軍 重信房子
日本赤軍 重信房子
母らの起こした空港乱射事件・・・いま風に言えばＳＮＳですよ。
メイは「今はインターネットやＳＮＳなどがある。だから私は（日本赤軍とは）同じことはしない。ただ、当時は大手メディアしかニュースを発信できなかった。軍事作戦はメディアの注意をひくためのものでもあったのです」と話した。◇文中一部本人（メイ）の言葉と思われるものを抜書きした。
こうした一連の記事または伝記とか記録モノは好きではない。たしかに、それは事実あった事件であるし世間の注目度からしたら「記憶」から消し去ることのできない一場面だった。また、それに拘わった人物にスポットをあて、殊更、時代の寵児のような扱いが気に入らない。 （日本赤軍・については下記ウキペディア参照）個人記事抜粋
ライブドアブログ 日本赤軍 重信房子2014-08-08 06:25:08 | 記事
http://blog.livedoor.jp/raki333/preview/edit/1e2d4e6f911803fffdd10e23c682933b
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