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ピアノにこそスマート家電を

家電を声で操作したり自動化したりと便利なスマート家電

こういった機器を試すのが好きで、数年前から10種類以上使ってきました。だいぶ生活が変わったなと思います。もちろんピアノまわりにもめちゃくちゃ便利で、練習から管理、レッスンまで一度使ったら戻れなくなるほど捗ります。でも特にピアノ界隈ではいまいち浸透していない印象…

自分では思いつかないような活用法も知りたいので、もっと盛り上がっていろんな方が使って欲しいなあと思っています。

※基本的にスマート家電にはWi-Fiとスマホが必要です。さらに、声で操作できると便利さが段違いなのでアレクサなどのスマートスピーカーは必須かと。

アレクサを、タイマーや音楽を流したり天気の確認だけに使うのはもったいない!

たぶん一番かんたんなスマート家電はこれ

できること
・声やスマホで照明をつける&消す
・時間になったら自動的に照明の明るさを切り替える
・好きな明るさや色にする

スマート家電のお試しにはこれが一番です。電球を交換してアプリで設定するだけですぐに使えます。

初めて使った時はおもしろくてひたすら操作して遊んでました。スマホで照明をつけたり明るさや色を自由に変えるの楽しいですよ。

スマート温湿度計&スマートリモコンで快適なピアノ部屋に

少し慣れたら、ピアノに特におすすめな組み合わせです。

できること

・離れた場所から温湿度を確認する
・過去の温湿度の記録をチェックする
・決まった温湿度を超えた(or 下回った)らスマホに通知をする
・外出先からからエアコンをつける&消す
・声でエアコンの温度を変える
・特定の温度になったらエアコンを自動でつける&消す

窓を閉め忘れたり除湿機の水を捨て忘れたり、何かの理由で極端な環境になってしまったときのお知らせは事故防止に。

なにもなくても外出先からピアノの環境をいつでもチェックできると言うのもかなりの安心感です。

何をしたときに、何が起こるか

こういったものって、やれることも多くて難しいと思われがちです。でも基本の考え方はどれも同じで、基本的には「何をしたときに、何が起こるか」

「トリガー」と「アクション」で成り立っていると考えるとわかりやすいです。

トリガーは発動する条件 「何をしたときに」

・ボタンを押したとき
・声で指令をしたとき
・スマホをかざしたとき
・家から離れたとき
・温度がこうなったとき

アレクサスマート温湿度計は「トリガー」のための機器です。スマホをかざすことがトリガーになるNFCタグや、ドアの開け閉めを感知するセンサーなどもあり、いろいろな条件をトリガーにすることが可能。

自宅のピアノの蓋に開閉センサーを取り付けています。開けるとピアノに向けたスポットライトがつき、閉めると消えます。

アクションはその結果の行動 「何が起こるか」

・エアコンをつける
・電気を消す
・アプリを起動する
・タイマーをかける
・メールを送る

スマート照明は電気がついたり消えたりと言う、わかりやすい「アクション」をします。他にもスイッチを押してくれる指ロボットはいろいろなアクションに応用できますし、家電によってはオンとオフだけをしてくれるスマートプラグが有効だったり。

寝室の除湿機は朝と夜に自動的にスイッチを押してつけて、2時間経つとまたスイッチが押されて切れるようにしています

なにをトリガーにして、そのときどんなアクションをさせるか、その組み合わせを考えるのがワクワクします。

使い方次第で無限の可能性

例えば、湿度が高くなってきたらテレビの後ろに仕込んだ関節照明を赤く光らせてお知らせ、なんかもおもしろいかもしれません。

僕自身、他の人がどんな使い方をしているのか見るのが好きなので、今使っているスマート家電でやっていることを書いておきます。基本的な動作ばかりだと思いますが、これだけでもだいぶ生活が変わります。


・アレクサに声で家電のオンオフ
エアコン、テレビ、スピーカー、サーキュレーター、除湿機など。特にスイッチが押しづらい位置にあるものだったり、離れた部屋のものを操作したいときに便利です。

・ひと言で家中の照明をコントロール
特に間接照明など、ひとつひとつ点けるのがめんどうなものはグループ化してコントロールできるようにすると楽。寝るとき「アレクサ、おやすみ」ですぐに真っ暗になると困るので、一部の電気は時間差で消えるようにしています。

・特定のシーンでもひと言ではじめられるように
リビングで映画を観るときはひと言でテレビとスピーカーがついて、照明が適度な暗さになるように設定しています。書斎で仮眠をするときには適度な暗さ+15分後にアラームが鳴るようにしたり。

・朝は声を出さなくて良いように、時間になったら照明を暗めでオン→その後徐々に明るくなるように
午前は頭が働くように白っぽい照明で。お昼→夜と自動で時間帯に合った明るさ、色になるようにしています。

・各部屋の温湿度計が極端な数値になったらスマホに通知
除湿機の水の捨て忘れに気づけたり、出先で部屋が予想外に暑くなっていることがわかれば外からエアコンの温度を下げることもできます。

スマート温湿度計だからこそ、ピアノの中に入れて内部の環境をスマホで確認することもできます。

・ピアノの蓋に取り付けたセンサーで、開閉とスポットライトを連動

・寝室の除湿機は、指ロボットで時間になったらオンオフ

・工具に貼り付けたNFCタグにスマホをかざすと調律につかうアプリが起動→自動的にiPhoneの設定が切り替わり通知が来ないようになる

・車に貼り付けたNFCタグにスマホをかざすと自宅までのルートを検索。同時に家に家に着く時間が計算されて妻に自動的にLINEが送られる

自社HPの特集にも、ピアノ用の活用アイディアなどを書いています。

記事自体は2年前に書いたもので、紹介する機器だけ最新のものに変更しています。

いま読んでみても全然通用する内容なことを考えると、スマート家電まわりの状況や方法論はだいぶ安定してきている雰囲気です。すぐに陳腐化する心配は無さそうなので安心してスマートホーム沼へ...(宣伝)

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