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ピアノは夜も眠らない

ピアノの湿気対策が必要な時期になってきました。

これは毎年伝えていきたいのですが、ピアノに対してエアコンでの除湿は効果が薄いです。


そして調律先でピアノの湿気対策について話していると、「あ〜これ意外と盲点なんだな」と感じることが。

ピアノは24時間そこにあるということ

部屋に除湿機があるのに、点検をしてみるとなぜか湿気の影響を大きく受けているピアノがあります。ピッチが妙に上がっていたり、出づらい音があったり。

お話を聞いてみるとたいてい「部屋がジメジメしてきたら除湿機のスイッチをオンにして...夜寝るとき?もちろんもったいないので切ってます!」という使い方。

なるほどたしかに気持ちはわかります。寝るときにはあたりまえに照明を消したり、リビングのエアコンを切るのと同じ感覚ですよね。

でも、ピアノは夜中もそこにずっとあります。夜は寝ているから多少快適な環境ではなくても大丈夫…ということは全くなくて、昼間と同じように環境の影響を受け続けます。

むしろ昼間はきちんと適正な湿度になっているのに、夜は湿度が爆上がり…という環境は一日の中で冬と夏が繰り返されているような状況で、何もしないよりも余計ピアノには負担がかかっていることすらあります。

なのでピアノの部屋の管理は弾いているときもそうでないときも、夜中も、出かけている間も、可能な限り一日中同じようにするのがコツです。除湿機をこの時期に出してきてスイッチを入れたら、秋に片付けるまで(掃除以外では)1度も電源を切らないくらいの気持ちで。

余談ですが、ピアノの部屋に新しくワンちゃんが家族として加わるとピアノの調子が一気に良くなるのは“ピアノあるある”です。

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