抽象的なイメージから組み立てるピアノの調律
長い期間メンテナンスされていなかったこのピアノの音を出した最初の印象は「遠くにある一斗缶にボールを投げつけたような音」でした。
ピアノの調律をするときは「どこが悪くて、具体的に何をすれば良いか」はもちろん大事なのですが「抽象的なイメージ」で捉えることも大切にしています。
音を何かに置き換えるピアノの音、タッチを何か別のものに置き換えて想像するようにしています。そのイメージが良いものであればそれをもっと伸ばしていく作業を。改善したいものであれば別のイメージになるためにはどう